チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

【フード】【食の安全性】何を信んじて選んだら良いのか?

f:id:riro-chihuahua:20190918142946j:image今回、龍馬のシスタチンCの値がそこまでよくなかったので来月再検査になったことを書きたかったのですが、それよりも書かねばならないと思い、違う記事に致します。

一時期龍馬はひどい偏食に陥った時期があります。(過去記事参照ください)

それは今年(2019年)の1月〜4月くらいにかけてのことでした。
自力で食べてくれない龍馬に、ありとあらゆるフードを買って試しました。
その際に購入していた製品に、生協の生活クラブで販売しているシニア向けの半生のフードが良いとの噂を聞いて、まずは試しにと一袋だけ2月か3月くらいに購入したことがありました。

食いつきもなかなか良かったので、継続も考えたのですが、購入時の生協の広告かカタログに、「安心安全」「ペットでも良いものを食べるのは当たり前だからフードにもこだわりあり」的な内容を見たのですが、その割には色が変だし、ほんとに良いものを使って製造してるのかな?なんて疑問に思ったので、継続はしませんでした。

その龍馬も買ったまさにその時期に、そのフードの製造工場でサルモネラ菌が発生していたなんて。そうです。今愛犬家を震え上がらせている、あのノースペット社の製品だったのです。

ペットフードから「サルモネラ菌」、犬15匹死亡で会社謝罪 別商品でも検出の疑い(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース


亡くなってしまった仔も沢山いて、健康被害を訴える飼い主さんも続々と出てきています。そして生協も含め、関係会社の対応はおかしい、不誠実な対応の数々…
被害にあった仔の飼い主さんたちは、愛犬や愛猫の健康を考えていて、フードやおやつ選びにも力を入れていた方も多いと思います。だからこそ、安心安全を謳っていたはずのこの製品を選んだ方もいるはずです。
件の会社と販売している製品紹介も見ましたが、”使用してるものは無添加”で、国内品。しかし、使っている原材料や含有物以前に、工場が菌に汚染されてるなんて。衛生検査もろくにしていないずさんな管理だったなんて。ホームページにかかれていた事とは、全く真逆の事をやっていたなんて誰が想像したでしょうか?

f:id:riro-chihuahua:20190918142946j:image私も、生活クラブの製品が良いとネットの情報で知りました。ネット上の口コミも良かったのです。そして、生協でも特に原材料などにこだわって買う人が入ってるという生活クラブ製品だと言う点でも勧められた事もありました。
でも。私を含め買った側は、製造会社に完全に騙されてました。騙されただけならまだしも、よかれと思って選んだ製品のせいで、自分の大事な愛犬や愛猫が亡くなったり、苦しむ結果になるなんて。

被害に遭ってしまった飼い主さんの気持ちを思うと、件の会社への怒りと共に、どれだけ悔しく、悲しくて辛い思いを今もしているのだろうと思うと、想像を絶する思いだと思います。
会社の対応は、購入者を舐めきっています。せめて、全面的に罪を認めて、誠実な対応をしてくれたらと思いますが、それをする気もないような会社のようで、期待も全くもてません。

そしてこの事により、更に残念に思うこともありました。
私は今愛犬たちに食べさせている他の製品も心配になり、国内製造のフードの企業にも衛生管理に関しての質問を問い合わせて見ました。

その中のほとんど企業が”こういった問い合わせは迷惑だ”と言わんばかりの、けんもほろろな対応だったのです。(具体的な内容は、他の特定の会社を批判を意図した記事でないので避けます)
フードの製造業界は、件の会社と同じでその時になるまで、考える気がない風潮が当たり前になってしまってるのかなと思ってしまう程でした。

f:id:riro-chihuahua:20190918143142p:image合わせて今回かかりつけとは全く関係のない、とある獣医の先生にサルモネラ菌について教えてもらう機会がありました。
以下は聞いた話や調べた内容でわかった事です。(今回の出来事を前提とした内容でありません。あくまでサルモネラ菌についての話として伺いました。)

 

サルモネラ菌に関しては日常にも普通にある菌です。なので、それを口にしまっても特になんの症状もない事もあります。抵抗力が弱い人や動物が口にして、下痢や嘔吐などの症状が発生する事も。

ただ、そのサルモネラ菌にも色々な種類があり、中には健康な人でも体調不良や最悪亡くなるような状況を起こしてしまうような、所謂、強毒性のある菌のタイプも存在するというのです。
今回の製品がそのタイプのサルモネラだったのかは推測や空想の域でしかないので、そうだとは言えません。

でも、もしも、そうならこんなにたくさんの被害が出たのも…と思いました。
人間も一時期O157という強毒性の強い、大腸菌被害が騒がれた時期がありましたが、それと同じように、一つの種類の菌にも様々なタイプがあるのだと改めて知りました。

亡くなった仔の飼い主さんのことがテレビで放送されていました。愛犬の仔はシニアの仔。とても可愛い仔でした。そんな可愛らしい仔が苦しんでいるまさにその時の動画も流れ、併せてどんなに愛して大事に思っていたのかわかるようなエピソードや写真も紹介されて、私は涙が止まりませんでした。
飼い主さんは今も苦しんで、でも懸命に企業側と闘っておられます。

こんな事、もう二度と起きてほしくない。だからこそ、この業界は今こそ変わってほしいと切に願います。

今後はこれまで以上に、うちの仔に与える食事については、成分だけでなく、その会社がどこで製造や委託してるかも含め気をつけて行こう思います。普段からフードに関しては必要以上に気にしていました。でもこんな落とし穴があるなんて。

 

愛犬が偏食になれば、藁をもすがる思いで口コミや食べてくれそうな製品情報を探します。

件の会社は、様々な企業のセミモイストフード製品の製造工場としても製造をしていました。

中には、他にも検討していたフードが件の会社の物と知り、余計に恐くなりました。

偏食になると、今回のようなセミモイスト系フードやササミ系のおやつは行き着く場合も多いんです。そうなれば、選ぶ選択肢がなくなってしまうかと思うと本当に頭を抱えてしまいます。そういう悩みのある飼い主さんたちにも、今回のことは大きな衝撃を与える話だと思います。

 

これから、何を信じたら良いのか。わからなくなりました。

 



今回はこのような記事のため、ランキング入れません。読んでいただきありがとうございました。

【腎臓食中】【治療中】龍馬の闘病日記 2019年8月

闘病・前回記事

はじめに〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥
・僧帽弁閉鎖不全
・クッシング症候群
・門脈低形成による小肝症
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍
てんかん 

久々の記事になりました。
個人的な話ですが、8月にかかりつけ医の近くの物件に引っ越しをしました。ずっと、病院が遠い問題で悩んでいたので、これで私1人の時でも何とか自力で通院が可能になったので一安心です。 

f:id:riro-chihuahua:20190827191905j:image

さて、8月は定期検査なので行ってきました。
最近また食欲が旺盛な龍馬。体重も3キロ越すとよくむせる事が多い。
今回も心臓の悪化も心配でしたが、体重増加のためかなと思っていました。先生に測って貰うと案の定、3キロ。心雑音は変わらず進行はなしでした。

今回は血液検査と、シスタチンCをやりました。血液検査の結果は以下の通り。

f:id:riro-chihuahua:20190827192000j:plain

2019年8月の検査結果

今回高値を示していたのは、ASTのところ。これは肝臓に関わる部分の検査。以下先生の見解。

【先生の見解】
ASTは今回83で、前回34でした。しかし、その前と前々回は今回と同じような値を示してました。(参考値:その前⇢90・前々回⇢75
・この項目が上昇してる場合、肝臓の状態以外に筋肉に炎症が起きてるときもあがります。
7月に膀胱炎もしてるので、もしかするとその名残かもしれません。その為、炎症を見る項目、CRP(C反応性蛋白)の値も追加しましたが、正常値でした。⇢結論:炎症は起きていない。
・そうなると龍馬の場合、門脈低形成からくる小肝症があるので、今はこの位の高値が安定してる値の可能性が高い。(要はこの影響で少し高値めということ)
・むしろ前回の7月は龍馬にとって低すぎていて、調子が悪かったのかもしれない。(膀胱炎などもあったし)
・肝臓の値は、低すぎてもいけないし、高すぎても問題(AST300以上とかは危険信号)。

龍馬にとって、ASTのこのくらいの高値のが安定してる値といえるようです。そして、いつもの様に血糖値少し高めは緊張のためでした。BUNやCREも問題なし。
あとは腎貧血や電解質の値(微妙に低値ありますが正常範囲内と思って良い)も問題なし。これで、シスタチンCの結果も良好であれば、少し通院期間の間隔あけていいですよといわれました(嬉)♪ 

今年の2月から始まったかかりつけの定期通院。色々あったけれど、ここまで安定するとは思っても見なかったの、嬉しかったです。あとは、シスタチンは良い結果でありますように…!

f:id:riro-chihuahua:20190829163606j:image最近の龍馬は、ビオイムバスターさまさまで、ほんとにすっかり食欲が戻ってきました。相変わらず腎臓の固形フードは苦手なので、抱っこしてのお手伝いはやってますが、以前より力強く嫌々はなくなりましたし、好きなシチュー缶やアニモンダのパウチになると、自分で食べてくれるように。薬もご飯前にしっかり飲んでくれています。

驚いたのが、転居して台所と龍馬たちの部屋が近いのもありますが、通せんぼの柵越しにいつも見学に来るようになりました。ご飯もらえるまでピョコピョコはねたり。最近はすっかり元気おじいさんです。
極めつけは、転居してデリケートな六花は、少し環境の変化に戸惑い、偏食気味なのですが。
その六花が食べるまでのご飯になんと龍馬、自分で行って盗み食いしたのです…!!!通常食は今は食べては行けないので、慌てて静止しましたが、自分からトッピングなしの固形フードも食べたいなんて、ここ半年では全くなかった行動なので、ほんとにビオイムバスター始めて良いことづくめです。

これはしばらく続けて行こうと思います。

来月頭には15歳になる龍馬。ひどい偏食も克服して、毎日いっぱい頑張ってくれている姿に感謝感謝です。
シスタチンの結果は後日また記事にする予定です。


ランキングに参加中。
よかったら押してください


にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病生活へ
にほんブログ村

困ったときに参考にしている書物

f:id:riro-chihuahua:20190724135312j:image

私の住んでいる市というか県では、夜間救急といっても夜は12時までしか対応していません。かつ市内の参加協力病院の先生方が当番制で対応しているので、中には今まで通ってみて微妙な診断した先生も結構いたので、毎回この点で心配はつきません。
その為なるたけ早く、今の龍馬のかかりつけの先生のある地域に引っ越しを検討しています。(追記:2019年8月にかかりつけ病院近くに転居になりました。よかった!)

それでも、今すぐには動けないので、もしもの時のために幾つか相談先や緊急事態に時に飼い主でも対応が少しでもできるように知識を持たないとと思い、詳しく対応方法が載っている書籍を購入しているので、今回はそのことを記事にして行きます。(これら書籍は以前にもブログ内で紹介しましたが、今回改めてまとめてご紹介します)
※今回のご紹介の書籍はあくまで緊急事態用に案内しているものです。基本的には何か症状の出ている際は自己判断せずに、かかりつけ病院などに相談されることをおすすめします。


■①イラストで見るシリーズ・『犬の応急手当

イラストでみる犬の応急手当 (KS農学専門書)

イラストでみる犬の応急手当 (KS農学専門書)

 

 この本のシリーズはすべてうちにあります。それ以外にイラストでわかりやすく病気解説している『犬の病気』、犬の体の仕組みや生態など基本的な知識が得られる、『犬学』とあります。

 事細かに犬が骨折した時、吐いたときなどをその状況によってのフローチャート図ですばやく対応できるように対応の仕方を書いてくれています。
f:id:riro-chihuahua:20190724131422j:image

緊急事態時には一気に文章読める余裕もないので、こういう簡潔な方法の描き方してくれているのはありがたいです。そして交通事故時や想定される様々なケースの対応も色々載っているので、一家に一冊あれば安心な本だと思います。
■シリーズ書籍

イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

 
イラストでみる犬学 (KS農学専門書)

イラストでみる犬学 (KS農学専門書)

 

 

■②携帯用に・『愛犬救命マニュアル』

こちらの本は先程紹介した本よりはライトに解説されていますが、比較的内容量が豊富で、新書程度のサイズなので、外出時の携帯用にも便利な本です。

愛犬救命マニュアル

愛犬救命マニュアル

  • 作者: こぐれやこ,加藤志乃,宝代いづみ,yuki,川尻淳一
  • 出版社/メーカー: エー・ディー・サマーズ
  • 発売日: 2014/01/18
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

f:id:riro-chihuahua:20190724132035j:image

 他にも食べていけない食物一覧や誤飲した際の対応方法なども様々掲載されています。


■③薬ののませかたがよくわからない人に・ペットの無料配布通販誌『PEPPY』
こちらは動物病院さんであれば大抵のところでおいてある、犬の通販の無料誌です。その冊子の裏表紙には、毎回犬の薬の飲ませ方が、写真解説で掲載されています。
薬の飲ませ方の基本が曖昧なときなどは大変参考になりました。これも家では保管しています。f:id:riro-chihuahua:20190724132629j:image


これ以外にも相談先は色々うまく活用しながら、日々の健康管理に役に立てています。色々載せたいところですがネット上にあれこれ書いてしまうのはどうかなとも思ったので今回は軽くご紹介させて頂きました。

 

ランキングに参加中。
よかったら押してください


にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病生活へ
にほんブログ村

【腸内環境】【健康管理】わんこの腸活について考える

f:id:riro-chihuahua:20190719010356j:image

はじめに〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥症
・僧帽弁閉鎖不全症
・クッシング症候群
・門脈低形成による小肝症
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍(食事療法中)
・真性てんかん

 

今回の記事は最近使用してみて、とても良い薬があったので、記録して記事にします。紹介するのは、この整腸剤になります。
【動物用医薬品】共立製薬 ビオイムバスター錠 犬猫用 100錠

【動物用医薬品】共立製薬 ビオイムバスター錠 犬猫用 100錠

 

ビオイムバスターを開始するまで
毎日のおなかの健康のために、整腸剤を飲ませたほうがいいと思い探し始める

ネットの情報みると、人間用のビオフェルミンを飲ませるのがいいという情報が多く書かれていたので開始

しかし、ビオフェルミンは抗生剤と併用しても効果が無くなると知り、ミヤリサンという整腸剤に変更。ミヤリサンは動物病院でも人用が処方されるとも聞いて安心して開始した。

しかし龍馬には、効果あるのかイマイチ飲んでいてもわからず、モヤモヤ。

かかりつけの病院に相談。すると、人用の整腸剤は、犬が飲んでも腸内環境なども異なる為、飲んでも意味がないのでペット用を飲んでほしいと言われる。そこでビオイムバスターを勧められ開始する
 以上の経緯から、今回このビオイムバスターを飲み始めました。

ビオイムバスターは以前、六花が下痢を繰り返していたときにも調べて、すでに下痢などの際には何度か出されたお薬でした。でも、六花のときははこちらより、キューテックというお腹のサプリのが六花には合うと言われたので、実際には長期使用は今回が初めてでした。

かかりつけの先生はいつも的確な診断で、私が何件回っても龍馬の病気を見つけてもらえなかったり見落とされた中で、ようやく病気を初めて見つけてくれた先生なので、とても信頼しています。その先生がいうことなので、迷いなく始められました。

f:id:riro-chihuahua:20190719003515j:image

そして飲んでみて一週間経ったくらいでしょうか。
龍馬が急にいつもより、調子よさげに部屋を歩き回る様になったんです。これにはびっくり。そして、食事はいつも固形の強制給餌で与えてますが、飽きてくると少し嫌々したりすることもあったのですが、ご飯前に急に、食べたいと私の元に催促が来るようになったのです。

これには本当にびっくりしたし、龍馬が明らかに催促までして食べたがるなんて偏食が始まって以来初のこと。(相変わらず自分では食べないのですが)もー、本当に嬉しくて嬉しくて。
実のところ給餌が慣れてきて、嬉しそうなそぶりはあったんですがここまではっきり欲しがるなんて。

そこで、ビオイムバスターの説明書みてみたんです。そしたら効果に食欲不振の文字が。まさかの腸内環境をよくするどころか、偏食にも効果でてきたんです。腸内を整えるのは良いときいていましたが、まさかこんなにも違うなんて。
それからの龍馬は日常的に寝てばかりが、たまに若い六花と私が遊んでいると自分もママに撫でてもらいたい!と混ざりにこようとしたり、起きてもシャキシャキ歩くようになったんです。

あんまり嬉しくて、先生にも伝えたら、先生も食欲まで出るとは想定されてなかったようで、『整腸剤には、その子その子で合う合わないもあるんですけど、良さそうですし、常用してください』とお墨付き頂きました。
この整腸剤の合う合わないは六花の場合は、前回記事したようにこの子は、腸内の善玉菌が少ない子なので、その場合、ビオイムバスターより、お腹を助ける成分が入っているキューテックのがあってるようです。
その時の記事はこちら。

人間でも、腸内環境整えるのはいいとさかんにそういう食品も出ていたりしますが、いままで自分ではさほど考えたことありませんでした。
でも、こんなに老犬の健康状態にひとやくかうのなら、腸活ってとても意味のある、すごいものなんだなと実感しています。




ランキングに参加中。
よかったら押してください。

(今回から参加カテゴリ変えました)

 

にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病生活へ
にほんブログ村

【下痢】お腹の弱いろっちゃん④ついに一旦の結論だせました!

f:id:riro-chihuahua:20190710000508j:image

前回、龍馬が突然膀胱炎になってしまい、急遽かかりつけに再度行くことになったのですが、その際に、初めて龍馬の先生に六花のお腹の弱い体質について聞いてみようと思い、一緒に連れて行きました。

六花も相変わらずですが、近場のかかりつけと言えるべき病院は見つかっていません。その為もう、何かあれば龍馬の先生の安心感は絶大なので、一緒につれて行けばいいのではないかと最近思うようになりました。
そして、4月に健康診断兼ねて、血液検査したけれど、なんだかもやっとした回答だったのも気になっていました。その様子に関してはこちらをご覧ください。

そして、その後に六花はある検査をしていました。その名も『腸内フローラ検査』。お腹の中にどんな菌がいるのか知りたくてやってみました。後日その結果が来たのですが、六花の腸内は『ちょっと気になる』という結果で、一緒に無料で血液検査してみてくださいという無料受診チケットつきで返って来たのです。
その結果はこちらの画像です。

f:id:riro-chihuahua:20190707132632j:plain

六花の腸内細菌の結果(右は同い年の仔の平均)

f:id:riro-chihuahua:20190707132638j:plain

六花にあると良い菌

 

結果は、六花はお腹に良い菌が極端に少ない仔のようでした。でも、気になるからってどうしろって言うのだろうと、ここで困ってしまいました。結果の質問は検査した機関に問い合わせをとなっていたので、連絡して見ました。
そこで、『気になる結果だから、病院で血液検査して見たら?』ってことらしいのは理解できたのですが…。これが今後の健康面に良くない深刻な結果なのか、具体的にどういうことなのかさっぱりわからず困ってしまいました。(連絡先の方も獣医師ではないので、結果の説明のみで判断はできません)

確かに六花は、今までお腹ばかり壊していた時期もあったけど、平均より気になる菌しかいないということは今後の病気のリスクが高いとかそういうことなのだろうか?と思ったり、心配になって来ました。
貰ったチケットで無料で血液検査できる項目に関しても質問したら、肝臓の値や一般的な血液検査項目が無料になるということでした。

そこでその検査が出来る病院というのを探してみたら、県内は極端にない。前回の血液検査の事もあったし、色々もうよくわからないのでかかりつけの先生なら間違いないと思ったので、チケットを持って、とりあえず六花といったのでした。
けれど、受診してみるとやはり、かかりつけはそのチケットの使用できない病院で、診れないのでどうしますか?と言われてしまいました。

そこで、先生に『自己負担であればこの腸内フローラに関しては診察可能ですか?』と質問してみました。先生も『費用負担に問題なければ、解説できますよ』ということなので、せっかくなので、チケットは使わずに血液検査もお願いすることにしました。

先生の見解
●腸内フローラの結果で、病気になるとかそういうものではないです。
●腸内細菌に関しては母犬から受け継いだもので変わってくるので、これを変えたりという事は今の獣医学、人間の医療でも研究段階で基本的には変えようがありません。
●六花ちゃんが他の仔と比べて良い・悪いという事でもない。
●この検査だけでは医療面でどうすべきかという判断材料にはならないので、希望があれば、血液検査である程度想定される病気のリスク(異常値がないかということ)は確認できます。

とのことでした。

けれど先生はお腹のことより、六花の診察台での様子を気にしていました。
六花、目玉が飛び出てしまいそうなくらいの表情で、目の周りは赤くなって目線もどこにあるのかわからない位ドキドキしながら、震えていたのです(汗)

六花はとても内弁慶な仔です。家ではいつも天真爛漫という言葉がピッタリのお気楽坊やですが、外に行くと途端に硬直してしまいます。その1番の理由は1歳7ヶ月までペットショップのケージの中しか知らない生活をしていたので、社会性を学ぶ大事な時期に何もされていないので、極端に外の世界に臆病な仔でした。
今回ついでに狂犬病ワクチンをお願いしようとしましたか、先生は(とりあえず採血やってから決めましょう』とのことでした。龍馬と六花は2匹は、検査のために診察室の裏に連れていかれました。

f:id:riro-chihuahua:20190707132608j:plain

六花の血液検査結果


そして、結果が出ました。
特に異常値らしい異常値は見当たりませんでした。先生がもし、下痢が関連する病で、考えられるのは膵炎で、その関連項目が上昇していくなら要注意とのことでした。

『しかし、今回はその関連項目の、リパーゼという数値には問題はなかったので、現時点で膵炎になるかもとか、そういう段階ではないので安心してくださいね』と言ってくださいました。

他にも、今回腸内フローラで血液検査して欲しいと言われた、肝臓関係の値も問題なく、全て異常なしという結果でした。
c反応性タンパクと電解質のCI(クロール)という値が少し上がってたことについては、
『やはり、六花ちゃんは緊張しいなので、少し高いです。でも、緊張しやすい仔は血液検査でも多少の異常値が出てしまうことがあるので、今回はそのせいだと思います。だから心配ないですよ』とのことでした。
『もし心配でしたら、本格的にお腹のことを検査したい場合、腸の動きとか見る検査あるのですが、六花ちゃんは病院に来るまでに緊張マックスだとこの検査は落ち着いてないと正確な結果でないので少し難しいかもしれませんがありますよ』とも言われたのです。

うーん…その検査も気になるけど、やっても六花のドキドキで正確性が不明になるなら、意味ないよね…。そういう意味でも、正確的な検査は六花には厳しそうです。
でも、先生は『院内で少し落ち着くか様子みた後や、来てすぐに検査とか可能なら出来るかもしれないので、今後もし希望あればやることも出来るかもしれませんよ』とも仰ってくれました。

今まで行った病院では、下痢に関してそういう六花のメンタルてきな側面は、指摘は1度もされてないけど、でも確かに外の六花はまるで家とは違う。下痢になるのもストレスがかかった日というのも少なからずあった様な気がするし、お腹こわしやすいのは、そういう側面もあるのかもしれないなぁと思いました。
狂犬病は今日は疲れてるだろうからまた後日と言われました。けどこの様子じゃ、ワクチンだけは近場で行った方がいいかもしれないとも思いました。
とりあえず今回は特に何もなかったので一安心。

六花は善玉菌より悪玉のが多かったので、そういう面でも下痢しやすいのかもしれないけど、ストレスも関係してそうなことが今回初めてわかりました。先生がはなしてくれた今後の対応方法は以下の通りです。

下痢した際の対処方法として
①頻繁でなければ、今まで通りにディアバスターを飲ませる。
②下痢がつづく時だけ、食事は療法食にしたほうがいいかもしれません。その際におすすめのフードはこれ。
このフードは、ストレス性の下痢にも良い成分が含まれているので、ただの消化器サポートよりは六花ちゃんにはおすすめ。
③毎日整腸剤的なものを与えるのも良いので、キューテックは継続してください。

あと、緊張しやすいのを少しでも良くするために、龍馬も飲んでるジルケーンをドキドキしそうな時だけ飲むことを勧められました。


これは龍馬のストレス対策などに毎日飲んでる、沈静化促すサプリです。

加えて、念のため難治性の腸炎などのリスクに関しても質問したら、先生は、『むしろあれはアレルギーが関連してるかもしれないといわれてる症状なので、下痢しやすいからなるとは考えにくいです』
というお話でした。
そして、『こういう検査は六花ちゃんはまだ若いので年1回程度で構いません。7歳過ぎたら半年に1回はしましょうね』と言われました。

今回の様々な話は、先生は論文など読まれて調べた上でお話されてるそうなので、きちんと根拠のある情報と、丁寧に検査結果の項目1つ1つ説明してくれて、とても安心しました。
いつも先生は海外へ1週間ほど勉強しに行かれたり、ほぼ毎月学会で休診するほど勉強熱心な先生なので、やっぱりここにくると安心感が違うと実感しました。

余談ですが。
膀胱炎で抗生剤が出た龍馬は、下痢しやすくなるので、整腸剤の話を聞いてみました。
『今ミヤリサンを飲ませていますが、それでも構いませんか?』と質問したのです。そしたら先生は
『人間用はわんちゃんにはあんまり意味ないので、犬猫用のを飲んで欲しいですね』とのこと。
『えっ?!そうなんですか?ミヤリサンの人間用出す病院もあるって聞いたので飲ませてました』と私も思わずいうと、
『内容成分が犬と人用は違うから、意味ない場合が多いんですよ。しかも整腸剤はその仔その仔で、合う合わないがあるので、色々試してみたら違うかもしれませんよ』とのことでした。
今回はビオイムバスターは常用できるし、いいですよと勧められたので始めました。今まで確かにあんまりビオフェルミンもミヤリサンもこれと言って効いていないと思っていたけど、理由はこれだったのね(汗)

そして、整腸剤の種類に関しても確かに龍馬は以前、軟便になった際に六花のキューテック飲ませたらあまり意味なかったんです。そしたらビオイムバスターのが良いかもしれません。
六花は、腸内フローラ検査からも善玉菌が少ない体質だから、それを補うのにやっぱりキューテック(キューテックはそういう成分(プロバイオティクスとかプレバイオティクス)入り)があってるんだなと思える話でした。

そして今使って1週間強。本当にビオイムバスターは龍馬に合ってるみたいです。食欲が久々に出た様なそぶりを最近したり、日中何だかとても軽快に部屋うろうろしたり私の元へ来ることが増えました。調子が良さそうなんです。
ビオイムバスターの口コミみると食欲不振が良くなった例も書かれていたので、腸内環境整えるのって本当に大事なのだなと実感しました。

後で調べたらビオイムバスターの効果に食欲不振がありました。知りませんでした。

だから、食欲が出てきたんですね。龍馬も良かったのでこのまま続けていきます。

f:id:riro-chihuahua:20190710153412j:image


ひとまず六花の下痢問題はご飯は今のままで、キューテックを毎日飲ませていこうと思います。今までずっと病院での話にはもやもやしていた下痢問題。ようやく一段落しました。



ランキングに参加中。
よかったら押してください。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 健康へ
にほんブログ村

 

 

 

六花の今までの下痢の記事の紹介です

 

 

 

 

 

 

【血尿】龍馬、膀胱炎になる

f:id:riro-chihuahua:20190703220557j:image

病院にいって経過がよくて、次は2ヶ月後なんて言っていた次の日、なんと龍馬が血尿が出てしまいました。
朝は何ともなかったし、尿量も出ていたのですが、昼になって急に頻尿みたいな仕草を始めて、もしや膀胱炎?!昨日病院に行ったばかりなのに…なんて思っていたら。その30分後くらいには、バッチリ血尿が出ました。

これには私も慌ててしまい、何より今日は私しかいない平日だったので、遠方のかかりつけにはいけません。そこで主治医に紹介して貰った近場の病院に行きました。

しかしこれは結果として、大失敗でした。
詳しくは先生が紹介して頂いた経緯もあるので書きませんが、全く診断できない先生で(苦笑)、龍馬が腎臓や心臓が良くない旨や検査結果や薬も持っていったのに、腎臓に良くない注射を私の許可も得ずに打たれてしまったのです(怒)。しかも、エコーも見れなかったようで、膀胱にポリープがあるとまで言い出す始末…。
始終こんな感じで困ってしまい、その帰りにかかりつけの病院に連絡して薬の確認をして貰うことにしました。

事情話すと、驚いたのか先生から直に連絡が来て、本当は注射もあまり良くなかったことを話してくれました。そして心配なので、言われたポリープの可能性も聞きましたが。膀胱のポリープ自体犬には珍しいこと、電話で聞いた限りの症状ではやはり、膀胱炎の可能性が高いということでした。
そして先程の病院でのこと、ご自分が名前出して行った結果の内容だったからか、謝ってくださいました。そして病院で再度エコーをしましょうとなりました。こちらの事情で先生に紹介して頂いたのに、なんだか私も申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、龍馬のことをとても心配して丁寧に電話で対応してくださったのは本当に安心したし、やはりこの先生に診て頂いてよかったなぁと感じる電話でした。

私も、龍馬は定期的に何年か一度膀胱炎の今までなって来ているので、経験上、今回の症状は問題ないと思っていましたが、ポリープといわれたのは流石に気になったので、最近行ったばかりでしたが、その週末に病院に再度行くことにしました。
腎結石もある龍馬ですが、これがもし尿道に行ったとしてもすごい痛みがあると聞いていたので、これも可能性は低いだろうと思っていましたが…

今回は六花も気になることがあったので、初めて六花もかかりつけに連れてきました。そこでようやく下痢になりやすい件が解決の道が見つかるのですが、これはまた別の記事にします。

病院に行くと、龍馬は週に2回も病院に来たことが嫌だったのか、病院につくなりてんかん発作を起こしてしまいました。
しかし、いつもの軽度のもので、むしろ生で先生に診てもらえるチャンスだなと思い、まだ診察時間始まる時間前だったのですが、看護師さんに龍馬をお願いしたのですが、発作をおこしてるのに、特に慌てもせずに私が伝えたからか、看護師さんのがびっくりして動揺させてしまったようで…(汗)

看護師さんが龍馬に慌ててる最中に、発作中はすぐに治まりました。先生に診て頂くのはできませんでした。残念。

ほかの患者さんにも病院に来たら、いきなり発作中の犬がいるみたいな状況だったので、びっくりさせてしまいました。皆さん、びっくりさせてごめんなさい…。
龍馬が外出中に発作になったのはもう5年以上なかったことなので、病院嫌だったんだろうなと思うと、龍馬にも可哀想な思いさせてしまいました…

こう考えると病気は早く治してあげたいけど、本犬のメンタルも考えてあげると、頻繁な通院も難しいですね。

さて、発作も治まるとすっかり元通りの龍馬なので、先生も心配していましたが診察台に乗るといつもの感じでした。先生も一安心といった様子で、胸の音など聴いて貰いました。特に心雑音にも変化なく、脈も正常ですねと言って頂けました。

そして膀胱炎の検査です。尿検査とエコーお願いしました。今回はポリープの疑いもあったので、採尿はカテーテルを使っての検査になりました。検査結果は白血球が少し増殖してるので、一時期炎症していたのかもしれないけど、菌の繁殖もみられず、出血等も治まっているとのことでした。

そして、尿検査の他の項目も異常なし。
今回尿カテにしたのは、ポリープや異物があれば、カテーテル自体中に入って行かなかったり、当たる感触があるのらしいのですが、龍馬はそれもなくスムーズに入れられたので、ポリープの可能性はほぼありませんと言って頂けました。そしてポリープだと、今回の症状以外の症状もみられるはずで、そこから考えても違うそうです。

事前のエコーでも、尿道に白く影のようになっている部分もなかったので、カテーテルも入ると先生も思っていたようです。

今回ついでに腎結石や腎嚢胞の状態もみていただくと、結石も嚢胞も大きさや数は変わらず、現状維持できているということでした。

ですが、念のため結石が尿道に落ちた可能性も質問してみました。

尿道自体とても細いので、少し大きくなるのは尿が腎臓から出ていく時だけで、それでも細いは細い状態なので、腎結石はそれより大きいものになるので、まず尿道に入って行くことはないとのことでした。

しかし、今後可能性もあるもので恐いのが、結石が尿管の入り口を塞いでしまい、尿道閉塞になることと先生は説明してくれました。
そうなると本犬も相当苦しく痛みも出るので、今回のようなどころの騒ぎではない反応になるそうです。尿道閉塞に関しては下記のリンクをご参照ください。

そして結石が血管を傷つけた場合はじゃんじゃんと出血するので、これも今回どころでないので、すぐに緊急事態だとわかりますとのことでした。そこからもわかるように今回は細菌感染性の膀胱炎との結論になりました。

尿道閉塞に関しては、可能性は低いにしても、今後もこれに関しては注意深くみていかないといけませんね。
加えて今回の検査で先生は、『腎臓内にある結石は、ほぼ”シュウ酸カルシウム結石”になると思います』とも仰っていました。結石は特に移動していたり、大きくもなっていないのも良かったです。

f:id:riro-chihuahua:20190703221752j:image

今回のお薬は、治療中でも飲める抗生物質の薬をだして貰い、今後血尿や頻尿がなければ、飲みきりで当初話していた時期の来院で構わないとのことでした。そして、今後もこのような近場に行かなければならない緊急事態の時は、紹介状を書いてもらい、それを持参した上で対応していただこうと思っています。

ともあれ重度の症状でなくてよかった。余談ですが、結石の為に飲んでるウロアクトですが、飲んでいても細菌性の膀胱炎はなると言うことです。これは予防できないのね。むむー。

今龍馬は血尿もなく今までと変わらずに生活できています。次回は一緒に行ったろっちゃんの話です。

 

余談
今回の話に関して、犬の内臓の仕組みを知らないとわからない話も多そうで頭で整理するのが結構大変でした。そこで、たまたま本屋に行ったら気になっていた犬の書籍があったので今回購入しました

イラストでみる犬学 (KS農学専門書)

イラストでみる犬学 (KS農学専門書)

 

このシリーズは応急手当の本や、病気の本もあって私はそれも買っています。そちらもとても見やすくて、かつ詳しめで良かったです。今までは、通院時に病気の解説を聞くのに、先生は病気については0の知識でもわかるように詳しく話してくれるので、病気の知識よりもそもそも犬の内臓に関しての構造とか身体についてを理解してないとわかりづらい話も多くて(汗)。そんなことが載っている本を探していたので、これはまさにうってつけの内容が書かれていました。
イラストで書いてもあるので、とても内臓の仕組みや犬の身体の仕組みがわかりやすいです。他にも犬についてのあらゆることが書かれているので、見ているだけでも飼い主には勉強になることたくさんある本でした。ちょっと高い本なのですが、先生と突っ込んだ病気の話ししてる方には役に立つかもしれません。

 

 

ランキングに参加中。
よかったら押してください。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 健康へ
にほんブログ村

 

 

 

 

【腎臓食中】【治療中】龍馬の闘病日記 2019年6月下旬〜すべて正常値に戻りました〜

f:id:riro-chihuahua:20190624230455p:image

前回記事はこちら

 

〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥
・僧帽弁閉鎖不全
・クッシング症候群
・門脈低形成による肝臓の萎縮
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍
てんかん 

今回はBUNの様子を見るために通院して来ました。
今回は友人も受診予定があり、待ち時間に色々話せて有意義な時間を過ごすことができました。
そして、病院の朝の順番待ちに一緒に待機していると、シーズーちゃんをつれた飼い主さんが来ました。
今回の通院はその仔にそりゃあもう、始終癒されっぱなしでした…!視線を感じてみると、その仔がじーっと熱いまなざしで見つめているのです。待合室でも私の側を離れずに寄り添ってくれて、時には膝に乗ってくれて尻尾ぶんぶん大喜び。なんなら、チューもしてくれそうな勢いだし(笑)龍馬のキャリーに入りたがったりと、まさに可愛いという言葉しか存在しないような愛らしい仔で、私も付き添いに来た夫もその仔の虜になってました(笑)それぞれ待機中だった待合室の飼い主さん皆んなを、その仔を通じて1つにして笑顔にした、まさに天使のような仔でしたね。(龍馬、ごめんね〜)やっぱり犬は種類問わず、大好きです。

さて。龍馬は今回、前回BUN(尿素窒素)の値が、倍量に増加してしまっていて、腎臓食に戻す指示がでて、食事は完全に療法食になりました。今回もその経過を見るために血液検査をしました。

今回は具体的に今龍馬がどんな検査結果になっているか他項目の結果も記載していきます。

血液検査項目(腎貧血など起きていないか調べる為)
RBC(赤血球数)624(正常値:550−650)
ヘモグロビン 13.4(12−18)
HCT赤血球容積 41.9(37−55)
MCV平均赤血球容積 67.1(60−77)
MCH平均赤血球血色粗量 21.5(19.5−24.5)
MCHC平均赤血球血色素濃度 32.0(32−36)
WBC総白血球数 8700(6000−17000)
PLT血小板数 46.7(20−50)

 ●

■生化学検査
TP血漿総蛋白 5.6(5.0−7.1)
Gu血糖値 153(75−126)
→【先生の見解】興奮するとこの程度の上昇はあり。350以上で無ければ糖尿の心配はしなくて良い。
Aibアルブミン 3.0(2.6−4.0)
AST GOT 34(17−44)
前回90から下がる肝臓に関わる項目
ALT GPT 32(17−78)
T-Buil 総ビリルビン 0.1(≦0.5)
BUN尿素窒素 24.2(9.2−29.2)※前回57.0から下がる腎臓に関わる項目
Craクレアチニン 1.26(0.40−1.40)→【先生の見解】BUNと共に、クレアチニンが高値を示したら、今のように予備軍ではなく、腎不全や腎機能不全の段階に入った可能性が高いと判断できるとのこと。
リン 2,1(1.9−5.0)
Caカルシウム 10.7(9.3−12.1)

電解質検査
Naナトリウム 145(141−152)
Kカリウム 4.0(3.8−5.0)
Clクロール 107(102−117)

 心配していたBUNは正常値に戻りました。他前回ASTも高値でしたが、こちらも正常値に戻りました。そこで先生の見解は、

●前回BUNが高値になったのは、やはり介護食が高タンパク過ぎたせい
●食事療法で正常値になるのであれば、このまま継続すること
●腎貧血等も起きてなく、概ね良好なので、次回も問題なければ通院間隔はもっとあけていってもいいかもしれません。
●心臓の音も雑音は増えておらず維持できています。

という、とてもうれしい結果となりました。先生も、療法食で数値が改善安定するのなら、食事療法を行っていくことに、かなり手応えを感じているように話してくれました。

f:id:riro-chihuahua:20190624230640j:image今まで、正直療法食は病気になったら食べるもの。食事を正しくすれば治療に効果あるんだなと頭では理解していました。けれど、実際に数値が正常化したのをみて、いかに食事療法が病状を安定させるのかというのを、今回の出来事でしっかりと認識し、理解出来た気がします。今後はアゾディルを使用せずとも、食事療法と今のサプリだけで問題なさそうです。
電解質検査の結果からも、寒天水ゼリーでもキチンと水分摂れてるともわかり、こちらも一安心しました。そして他項目にも、寒天粉は今のところ特に影響ないともわかってよかったです。(※現在水分補給や療法食を食べやすく加工するために寒天活用しています。使い始めた記事の案内は下記リンク参照ください)

ところで増えてしまった体重は、3.05→3,0と変わり映えせず(苦笑)
けれど前回、一気に増加した際より、咳も格段に減りました。やはり、これも食事療法の成果なのかもしれません。でももう少しダイエットは続けようと思います。

その為にベビースケールをついに買いました。


お値段が安かったので正確性が心配でしたが、いつもお世話になっている、獣医の卵のオタ福さん(https://www.otahuku8.jp/)に、”小型犬用に実際の現場でも使用しているので正確性に関しては問題ないと思う”との、コメントも頂いたので一安心しました。

次回の通院は8月の下旬です。それまでに大きな問題もなく無事過ごせますように。また次回も記録していきます。


ランキングに参加中。
よかったら押してください。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 健康へ
にほんブログ村

 

■おすすめの記事の紹介です。

もう一匹の愛犬の六花が入った、ペット保険に関しての記事です。

 
本文に記載した、寒天粉を食事や水分補給に使い始めた当初の記事です。