チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

犬は素晴らしい!〜働く犬について考える〜

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今回は強制給餌のことをーーと思いましたが、ちょっと脱線。我が仔の記録ではなく、犬について思う事を書きます。

 

犬という存在は、とかく素晴らしいと私は常々思っています。それは人間よりも、芯の強さみたいなものを垣間見たり、良い意味で驚かされる話を耳にすると、なおのこと感じます。

 

ここで自分の話をしますが、私は人間関係全般のことが、昔から得意でありません。特に集団生活が苦手で、沢山の人の中で生きるという事を苦痛に感じてしまったり、向いてないと思うことが、今までの人生の様々な場面で多くありました。

ただ、そんな私でも自信を持って関われる存在はわんこです。
犬は人間ように忖度したりしない。相手に裏表もなく、好きも嫌いもしっかり示してくれる。そして、飼い主への愛情は揺るがない。時折みせる強さ、たくましさ、健気さなどのその凄さ。
人間同士の色々な面倒なしがらみとは違い、あまり色々考えずに関係性を作れる事。その仔その仔に個性はあるけど、私は犬って凄いなぁ、ある意味とても尊敬できる存在でもあるのです。だから、生まれ変わったら私は犬がいいな、犬になりたいなとずっと前から思っていたりします。

 

そんな犬の魅力を溢れる素敵な話をいくつか書こうと思います。犬好きなら多く知られた話だと思うので、もし内容間違いがあるよと気づいた方がいましたらお気軽にご指摘くださいね。

【サーブの話】

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盲導犬サーブの話を知っていますか?
私は小さな頃に『がんばれ!盲導犬サーブ』『天国へ行ったサーブ』という本を買ってサーブのことをしりました。

がんばれ!盲導犬サーブ

がんばれ!盲導犬サーブ

 
続 盲導犬サーブ物語 天国へいったサーブ
 

 
サーブは今では珍しいかもしれない、ジャーマンシェパード盲導犬。今はシェパードは見た目的に恐い(=警察犬のイメージ)と感じる印象を与える為、盲導犬の多くがレトリバー系の犬種です。
私はサーブの話を読んで、盲導犬という存在がいるという事を初めて知りました。
目の不自由な方の目になって働く犬がいるがいる。それだけで、子供心に凄い!と夢中になって読みました。
読んだことない方はここからネタバレになりますのでご注意を。

 

サーブはある日、パートナーの飼い主さんと外出中に、車の事故に遭ってしまいます。
ここで私が驚いたのが、なんとサーブは迫り来る暴走車がご主人に迫った時、自らその車とご主人の間に入り、ご主人の盾になったというのですーー
その事故でサーブは前脚の片方を失いました。

子供心に衝撃でした。
犬は、飼い主の為にここまでするの?!と……
犬って、自分にどれだけのことが起きようとも、大好きなご主人を守る為に、たやすく行動できるんですよね…。サーブは盲導犬に関する法律まで変えてくれた、名犬です。
サーブを知ってから、盲導犬や働く犬たちのことをたくさん調べました。そこでも私は犬の凄さを思い知らされました。

盲導犬になれる素質】

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盲導犬育成の方が語られていた話ですが、盲導犬になる為に最終的に必要な要素はご存知でしょうか?人間の目になるお仕事ですから、簡単にどの仔でもなれる訳ではありません。
その必要なことが『人間の指示を効かないことができる仔』というのが大事な要素だと知りました。

人間もたまには間違えます。勘違いで誤った指示を出してしまうことがあります。それは赤信号なのに、ゴーと指示を出してしまったり。段差があることを気付かずに直進指示を出してしまったり。
その素質を持つ仔は、そんな時はその指示に従いません。進まず、違うよとご主人に気づかせてくれます。自分が進んだら、ご主人が危険な事態になると理解した上でNOが出せるのです。

私は一見、指示通り動ける犬が、盲導犬に向いているのではと、ずっと思っていたのですが、言われてみれば行ってはいけない場面を自分で判断できる能力。危機管理。人間も仕事をする上で大事なことですね。

だから、盲導犬はとても精神力や体力も使うお仕事。多くの盲導犬が10歳前後で引退。早い仔ではシニアに入ったら途端に老け込んでしまう仔も多いと聞きます。
余生は子供時代暮らしたパピーウォーカーさんだった方のお宅に再度引き取られたり、盲導犬の為の老犬ホームで暮らしたり。

人間の為に、全身全霊を捧げて尽くしてくれた仔たち。余生は、ゆっくりと犬らしく過ごしてほしい。そう思います。

お仕事中の盲導犬は、犬らしさはなく、お仕事モードなので、あまり感情を出すことはありません。
お仕事中の盲導犬に触りたいと近づく方もいるようですが、飼い主さんの目になっているその時は、そっと見守ってあげるのがベストな対応です。
盲導犬以外にも飼い主さんの代わりになって頑張るお仕事わんこはたくさんいます。
外国では、お子さんの発作や低血糖を知らせてくれる介助犬や、がんの匂いがわかる探知犬などもいるそうです。人間の為に本当にありがとう。いつもそう思います。

災害救助犬

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次に話す話もどこかで聞いたことある方も多くいらっしゃるのではないかと思いますがーー
災害救助犬の話です。

要救助者を捜索する際に、1番犬がストレスになること、それは見つけた人が亡くなっていた時なんだそうです……
東北の震災時も、災害救助犬が活躍したそうですが、あの時は開始段階で生存者より亡くなった方を見つけることが多かったようです。

犬たちは大好きな人間が見つけられた、嬉しいという気持ちで頑張って探しているのもあり、亡くなった人ばかり見つけてしまった仔はとてもショックを受け、中には病気になってしまう仔もいるんだそうです。

犬は悲しみが理解できないという話も聞きますが、私は犬はきちんとそういった感情も理解していると思っています。犬は人間以上に、人を想い、人間を愛してくれる生き物なんじゃないかなとーー

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 飼い主の為に頑張る犬たち。
飼い主でない人の為にも貢献してくれる犬たち。何より、仕事を持たずともその存在自体が私たちに笑顔と幸せをもたらしてくれる存在だと思います。

身体が小さくても大きくても、犬という生き物は魅力に溢れています。
今までチワワしか飼ったことがない私。実を言うと、ずっと憧れている、飼いたい犬はチワワではありません。本当のこと言えば、チワワのようなザ・愛玩犬ではなくて、シェパード系のわんこに1番萌えます。
大きい犬を飼いたいなぁとずっと思っていました。

でも、縁があって迎えた最初の愛犬がチワワでした。チワワは可愛いだけじゃなくて、ちょっぴり頑固ちゃんも多かったりする、この人だと決めた人には一途で魅力的な犬種です。
私は以来、チワワ一筋になってしまいました。アクセサリー感覚の犬でしょうと言われたこともありますが、そんなことはありません。警察犬になれたチワワだっているんですよ。

犬が頑張った話、凄い話を聞く度に勇気をもらい、自分も頑張らねばと思います。そして、そんな素晴らしい犬という存在と暮らせることがとても幸せなんだと気づかせてもらいますーー

 

 

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このブログ以外にかいている、犬と猫の情報サイトの私の記事の一覧です。

犬を飼うということ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【偏食】【治療中】龍馬、どうしちゃったの?②

前話

 


療法食に切り替えて、自分でまともにご飯を取らない状況が1カ月半くらいになっていました。強制給餌も難しい状況に…

 

食欲ない仔でもたべるという、グリーントライプも購入してみましたが、フリーズドライタイプは水で戻すと匂いがキツくなると聞いてあげましたが、それも口にしませんでした。

ただ、不思議なことに病院に行った帰りからあれほど飲みたがらなかった水は、ペット用のポカリに混ぜたらきちんと飲める様になりました。(元々水を取るのもあまりしない仔なので、水分不足補う為にいつも混ぜて与えていました)

 

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回復期用のヒルズの缶詰も、検査時に病院で貰った際は大喜びだったのに、4〜5口しか食べてくれません。

もうなんでも食べてくれたらいいと、ペットショップに行って、おやつから高栄養のものまでなくなれば(というかいつ飽きるかわからないので小分けにしか買えませんでした)買い出しに行く生活が2週間ほど続きました。でも、それだけではと、思いこれはどうかなと、良さげなフードも買っては試してを続けました。

しかし、食べない。おやつと高栄養のチューブなら食べるのです。

 

龍馬を心配しすぎて、他のことが全く手につかず、やっていたツイッターにも手が伸びませんでした。

 

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そして、ネットには以前にも触れましたが、頑張って介護をしてる飼い主さんがたくさんいます。私はたかが食事でなんでこんなに悩んで、何も手につかないほど弱いのだろう?ダメな飼い主だなと、痛感しました。

そして、“偏食はわがままを許した飼い主の責任”的なコラムや意見も多くみられ、とても落ち込みました。

今思い返すと、この時はネットがとても恐くなっていました。

 

親しい友人に話を聞いてもらいながら、なんとか1日必要な栄養くらいは取らせている状況が続き、ある時また“強制給餌もう一度だけ頑張ってみようかな”と思える様になりました。

 

そして恐る恐るネットを開いて、強制給餌の動画はないだろうか、極端な食欲不振について情報はないか調べてみました。

 

調べると、原因不明である日突然龍馬の様に食べなくなった仔のブログなどみつけました。

やはり、治療等ではなく、経過観察的な指示が病院から出ていて、その仔は1カ月後くらいに突然レトルトフードなら食べる様になったと書いてありました。

やはり、悩んでる最中の思いは私と一緒。

 

そして次に見つけたのは、食の細いわんちゃんに、少し自力で食べた後に毎食後に団子状にしたフードを強制給餌させているという飼い主さんのブログ。

その方もしばらく悩んだ後に出た結果が、この方法しかなかった、と書いてあり、私もこの方法でもう一度頑張ってみようと勇気を貰えました。

そして、ほかにも色々と励ましてくれた方々。

この方々の存在がなければ私はここまで決意できなかったかもしれません。本当に感謝しています。

話を聞いてくださる存在が本当にチカラになるのだと、改めてわかりました。

 

 

一念発起して強制給餌を改めて勉強しなきゃと、YouTubeで猫に強制給餌あげてる飼い主さんの動画を拝見して、ある事に気付きました。皆さん猫ちゃんが動かない様にぐるぐる巻きにして保定してる!

私も保定はブランケットでやってみようかなとトライしてみました。

強制給餌して、初めは巻き方のコツがわからず、胸あたりに余裕が出てしまい、汚れまくりな状態。

しっかり後ろを縛ってあげると動けないし、汚れないとわかりました。

 

次回は強制給餌に使うアイテムや、やり方など記事にしようと思います。

今回は少々ネガティブな内容ばかりで失礼しました。

 

 

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次話

 

 

【偏食】【治療中】龍馬、どうしちゃったの?①

前話 

龍馬、以前からご飯はあまり食べなくなっていたことを記事に書いていましたが、先月末くらいから、とうとうご飯は、種類やメーカー、ドライや缶詰関係なく全く口にしなくなってしまっていました。

 

食べるのはおやつだけ。そして、お水も極端に口にしなくなっていました。なので、本来は治療に影響あるかもしれませんが、ペット用のミルクや、人間用の無脂肪ヨーグルト混ぜて飲ませていました。

ふやかしたフードも食べ始めてから4〜5日程度で口にしなくなり、味の濃そうな缶詰食も食べたそうな顔はするものの、差し出すと拒否して食べない。

 

龍馬、昔も一時期こうやってほとんどのご飯を食べない時がありました。

その時はドライにいなばのささみのレトルトフードまぜたり、犬用ふりかけを混ぜたら食べてくれました。今回はそういったものも、すぐに飽きてしまい、食べるのをやめてしまいました。何より、地面に落ちたフードか、私の手からしか食べない。器に入れると後ずさりするか、逃げ回る。これまでの食欲減退の中で1番酷い状態でした。

 

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龍馬、病気が悪化してしまったのかな?

腎疾患などはある程度進行すると、食欲がなくなると聞きます。そんな思いがよぎり、とても心配になりました。

 

病院で色々調べてもらうと、日中は元気もあり、体重が減っていないこと。よく吐いたりはしていないこと、お腹の音を聞いてもらい、腸もきちんと動いているので、病気が悪化した訳ではないとのことでした。

食べないことに関して先生は、チワワは頑固な仔が多いから、精神的なもの、大変かもしれないけど今は根気強く頑張って欲しいと言われました。その為、薬の飲ませ方やシリンジ の与え方など改めて教えて頂きました。

 

今まで龍馬はシリンジ は嫌がり、普段は抵抗するのですが、病院ではすんなり先生にされるがままでした。

『飼い主さんの前だとわがままが出ちゃうのかもしれないね、でも龍馬ちゃんは扱いが大変なタイプの仔でないから。』龍馬は今までのどこの病院でも、先生の前ではいつも動かないし、抵抗もしないし、ましてや口が出たことは1度もありません。

でも私の前では気に入らないと、悲鳴あげたり、逃げたり。酷いとてんかん発作が起きることもあるので頑固になると、1度頑なな姿勢になると大変なのです…

先生にはそういった内容含めて何か意見頂けないかなぁと、藁をもすがる気持ちで相談したので、その現状があまりわかって貰えなくて、少し落ち込んでしまいました。

病院は病気を治すところだから、そこまで先生に期待するのはお門違いなのかもしれないとは、頭では理解していたのですが……

 

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病院に行く前に、食べない仔に対して食欲増進剤を使った例なども少し調べて相談しましたが、『副作用が多く、今の段階では使用したくない』と先生は言われました。

 

病院から帰宅して数日は、ストレスからか更に食欲はなくなってしまいました。相変わらず色々なフード試してみるものの、食べない。ある時、もう強制給餌しかないのかなと、頭によぎりました。

先生には、トラウマになるから強制給餌はあまりやらない方が良いと言われてはいました。『2.3日程度は、食べさせるのは無理しないでお腹が空くかもしれないから。』と言われていました。しかし毎日食べようとしたら食べさせる生活に変えても、龍馬の食欲は1週間経っても変わりません。

温めて匂いを強くしたり、食欲ない仔でも食べるというフードを買ってみたり。ネットに書いてある良いと思うやり方はなんでも試してました。しかし、食べる時でも、3〜4口食べると飽きてしまい、食事の時間自体が耐えられないといった様子でした。

 

やっぱり強制給餌しよう。

そこからはまた違う意味で大変でした。

まず、どうやって与えるか。

食べさせている犬猫自然食本舗のフードはふやかすととてもベタベタするので、まとまりやすいフードなので、膝に龍馬を乗せて、保定しつつ、ある程度手でまとまりを作って、舌の付け根辺りに入れてあげるとごくんとしてくれるのでそのやり方で。

でも、だんだん嫌がり顔を振ったり、逃げようとしたり始めてしまいました。

 

食べたくないのに、ごめんねーー

 

ご飯の時間になると、私の顔色を伺い、その後はずっとむーっとして。また龍馬から笑顔は無くなってしまいました……

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先生の言うように、強制給餌やめて、龍馬の好きにさせたらいいのかな。でも、そうしたら食べないからどんどん痩せていってしまう。

 

とうとうある日、盛大に嫌がられ、悲鳴をあげて逃げられてしまいました。その日は何をしてもキャンキャン騒いで触られるのも拒否。

私もこんな姿の龍馬を見るのが耐えられなくなってしまい、強制給餌はやめるしかないのかなと思い始めていました。

 

長いので続きます。

 

 

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次話

 

その時になったから、見えてくること。〜闘病や治療を始めて思った事〜

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今回は闘病を始めた時と、色々経て思う今の気持ちを書きます。

私個人の主観も含まれる為、一般論とは異なるかもしれません。それを踏まえてお読みいただけたら幸いです。

 

年末に龍馬の病が見つかって、病院探しに奔走した1〜2月。

あの頃は、龍馬にベストな治療を受けさせること。食事療法やサプリなども出来る範囲で可能な限りきっちりやっていこうと思っていました。

 

そして、食事療法が始まり、龍馬はあっという間にご飯を食べない、すぐ飽きる様になり、何も考えずに今までご飯が出されたら食べるという当たり前の生活を失って行きました。

それでも最初は、諦めてはいけないとずっと思っていました。

そのうち療法食は全く食べなくなり、大好きだったはずの、デビフの缶詰まで口にできなくなっていました。ご飯の時間になるとわたしから逃げ回る様に嫌々に…

龍馬は笑顔をどんどん失っていきました。

龍馬が『今何が食べたい』と言ってくれたらどんなにいいだろうと何回も思いました。

 

そして、毎日のお薬やサプリメント

今龍馬は中々の量を飲んでいます。

 

【朝】〈サプリ〉●大きめ粒のベジタブルサポートサプリ4錠

〈薬〉●カケラ程度のウルソ•フォルテコール1かけらずつ

●ミヤリサン(整腸)1粒

【昼】●アゾディル(カプセル型サプリ)

●飲み物に混ぜてアニマストラス

【夜】〈サプリ〉●ウロアクト(結石用)

●ベジタブルサポート系サプリ4錠

●パンフェノン1錠

〈薬〉●ウルソ1かけら

こんどこれに食べることに不安を感じている可能性もあるので、サプリのジルケーンが加えられます。

 

これを大好きなおやつに混ぜてなんとか飲ましています。

人間だとしてもこんなサプリや薬だらけの生活だったらどう思うだろう。私も同じ立場なら嫌だ。疲れてしまう。

 

龍馬はそれを頑張ってくれているのに、嫌がってるのにそれ以上の理想を押し付けて、本当に良いことなのだろうかと思う様になりました。

 

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“◯◯するべき”的な内容は闘病に関してのブログやツイッター、ネットをみるとたくさん書かれています。

そこで残念に思ったこと。

 

一般的には大病でない内容の闘病で悩んだり悲しむ人を“この程度で…”と批判的な内容だったり、中には同じ様な闘病中の人の中でも、思いやりの欠ける意見だったり、一方的な意見を押し付けたりするのが、意外によくあるようなのです。(加えて経験を踏まえて、悩む飼い主さんにあれこれ行き過ぎた指導を始めてしまう事例もみかけます。)

 

私も以前までは、飼い主は簡単に諦めずに根気強くやるのが最良で、それは怠慢ではないかと思っていました。

だけど、闘病始めて色々壁にぶち当たって今思うのは、周りからは簡単な事で悩んでるに見えても。飼い主としては、それが真剣な悩みには変わりないワケで、治療放棄をしてるわけでもないのなら、あまり無理しすぎない、時にはくよくよしたっていいのかなと思います。

闘病は、自分と愛犬にとってより良い道が見つかればいいのではないかなと思います。

 

 

龍馬は療法食をやめて、今まで私は禁止していたおやつを解禁しました。

もちろん成分は気にしてますが、龍馬は美味しいおやつが貰えて嬉しい様で、最近はまた少し笑顔が戻ってきましたし、サプリや薬も頑張ってくれる様になりました。

龍馬が喜んでいると私も嬉しい。

この笑顔を少しでも長くみていたいから、闘病もまた頑張ろって思えるのかなと。

 

 

疲れた時は頑張り過ぎない。たまには息抜き、コン詰めないことも大事だし、闘病を話せる人がいるなら話して楽になるのも大事なこと。

そして闘病には大小なくて、他人からは大した内容にみえなくても、闘病を頑張る飼い主はみんなすごいんだよとーー

 

かくいう私もちょっと最近精神的疲労がピークでした。

普段の家事も六花のお世話も前よりきちんとできなくなっていました。龍馬は薬とご飯くらいの闘病なのに…です。

けれど、毎日向き合ってる私からすれば、きちんと食べないことが本当に心配で、夜もろくろく眠れなくなってました…

龍馬にも悪影響でした。

 

だから、頑張って頑張ってを少し息抜きしようと思います。

ご飯もできたらやれば良いけど、無理せず出来る範囲で栄養考えて。本犬が苦痛を感じない程度で。

先生にも数値的には問題ないから、そんなに深刻にならないでも平気ですよと言われました。

もっとも、今の安定した状態だから一般食が選べるワケで、もっとステージがあがればこんな悩みを言ってる場合ではないのかもしれませんが。

 

治療も最大限じゃなくても、飼い主さんが色々悩んだ結果のスタイルなら、足りない様にみえたとしても不正解ではないし、安易にダメな飼い主と落ち込むことではないのかもしれないなと思う様になりました。

人間生きていれば、理想だけでは語れない場合もありますからね。

 

背伸びせずに、だけど今後も工夫したり治療はして行こう。

そう思います。

 

 

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【偏食】【治療中】当たり前が1番素晴らしい〜とうとう、ご飯食べなくなる〜

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前話

龍馬の偏食。

ついに腎臓系はあらゆるメーカーのウェット、ドライ含め全て美味しくないと理解してしまったようで、今週から一切口にしなくなりました。大好きだったはずの通常食の缶詰までたべなくなり、これはもう今までにない異常事態でした。

そこで、先生が以前に『全く療法食口にしない時はサプリで補いましょう』と仰っていたので、電話にて問い合わせしてみました。

 

そこで提案されたサプリメント

①アゾディル

腎臓のサプリ。

ネットで評価高い腎臓のサプリです。

②ウロアクト

結石のサプリ。こちらも結石系サプリとしては評判良かったサプリです。

これを飲めば全て通常食でも良いと許可を貰ったので、早速購入しました。

 

アゾディル。カプセル状のサプリで、冷蔵便で宅配できたのだけど、常温で放置するとカプセル内の生きた菌の成分が死んでしまうとか。

保管に注意しないといけないならやっぱり病院は遠いので移動中に中身が死滅しても嫌なので、通販でお願いすることにしました。

 

飲ませ方もカプセルで与えないと効果ないと基本的に言われていて、腎臓系でよく聞くリン吸着剤ではないけれど、食事や他の薬と同時より食べる1時間前程度にあげるのが好ましいとのことでした。カプセルも口に張り付いてしまうこともあるらしく、サッと与え水飲ませるのが好ましいとのこと。

 

しかし、龍馬は今は薬やサプリは単体では全く飲まないからどうしたもんだかと思い、調べてみると“脂肪分が多い食品(ヨーグルトなど)少量に混ぜて与えるなら大丈夫”との口コミもあり。

試しに、中身だしてヨーグルトで与えてみたら食べてくれたのですが、その日は悪いことに低気圧が来ていて、龍馬のてんかん様発作が来てしまったようで食べて30分で全て吐いてしまいました…。

 

次の日にはウェットフードも全く口にせず、食べたのは犬用ゼリーくらいで、あとはミルクだけでした。

ミルクも前は薄めて飲ませていましたが、原液でないと拒否。しかも何故か猫用がいいみたいです。1日で飽きてしまい、水分も中々取れない。その為薬は砕いて溶かしてシリンジで強制投与。

 

アゾディルは食べてもいないし、無理だろうとこの日は断念。

 

翌日も朝は食べずにミルクしか飲みません。

もうこれは参ったとペースト状の高栄養チューブに混ぜて上顎に薬は飲ませて、アゾディルのカプセルはピルポケットを買おうと買い出しに行きました。

 

とりあえずそこで買ったもの。

●デビフカロリーエース ムースタイプ

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●猫用の腎臓療法食レトルト

●味が濃いなら食べるかと猫用のウェルネスの比較的薄味そうな低カロリーのレトルト

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●わんわんカロリー(こちらはかなり食べてくれない仔にも好評な製品と聞いて早速ストックしました。万が一用に今は使わず)

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●薬飲ませる為のスタミノール 

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●グリニーズピルポケット

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●フードの裏ごし器

●シリンジ

●水分補給ゼリー

●犬用ヨーグルト

●犬用ケーキ(スタミノールが難しいかもだからまずこれで薬あげたい)

●ペット用オブラート

●ジャーキーと犬用パン

 

などを買いました。

とりあえずこれだけ用意しておけばいざという時に何かしら対策できると思ったのです。

 

一部即日試したので結果。

【食べた物】

●嫌々ながら猫用ウェルネスパウチ

●即完食で混ぜて薬も飲めた→犬用ケーキ

●犬用パン

●ジャーキー

【食べてくれなかった】

ピルポケット

 

その日はケーキで薬は飲めたものの、主食は口にしてくれませんでした。あとはおやつならパクパク。

 

夜、色々考えて、もしかしたら体調の悪化による食欲不振ではないかと思う様に…。

そういえば、人間にも食欲増進剤というものがあったなと思い出し、ペット用でネット検索。

 

どうやら色々あるけど、強めの薬の様…

うーん。

これはあげたくないけど、龍馬はもうこの段階まで来てしまったのか。

そんな思いでツイッターでつぶやくと、

『ドライフードをふやかしてみては?』とコメントいただきました。

 

フードをふやかす方法は、よくある食欲増進方法として書かれています。

実は、これは龍馬は病気なる以前から、今まで一度も通用したことがなくて、食べてくれなかったので私は今回も鼻から諦めていました。

 

でも、そういえば犬猫自然食本舗のドライでは試してなかったな、とりあえずやるだけやろう。と試してみるとーー

 

ふやかしたフードは、ものすごい匂いが強くなりなんだか良さげ♪

恐る恐るあげたら、朝になんと自ら食べてくれて(今まで口にするまで、ぺっぺっしたり、遊び食い始めたり、要らない要らないと逃げ回ったりしていたのでびっくり。)、久々に10gもパクパクたべて、ペロリと完食したのですーー‼︎

 

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なんてこと。灯台下暗しでした(笑)

実はいつもたべていたフードを工夫すれば食べてくれたみたいです(苦笑)

でも、本当によかった。何事も何度でも繰り返し試すことが大事ですね。よくわかりました。

コメントくださった方には感謝感謝です。

 

夜も難なく完食し、今日から食欲もすっかりもどりました。

なんならもっと欲しそうなそぶりも。

今後も飽きずに食べて欲しいと願うばかりです。

 

でも気づいたこと。

●食べたい仕草してるタイミングであげる(以前は夜にご飯食べていましたが、それを1時間ほど前倒しした方が良さそうです。

●3食あげると飽きるようなので、1日2食。たまにおやつも加えてあげると食欲増進。

●食事とお水飲みたい時間が違う様で、ミルクは食事ではなく、様子見ながら与えればきちんと飲むようです。

 

日々勉強ですね。

龍馬には色々教えてもらっている気がします。

そして、当たり前にご飯が食べれること。トイレができること。

なんでもないことが本当はとても素晴らしいことなのだと思い知らされました。

 

今まで不機嫌な様子が続いていた龍馬。

今日はご機嫌で、昼間は私にべったりで、久々に大いびきかいて就寝してくれました。

色々頑張ってくれてありがとう龍馬。

薬やらサプリ、加えて美味しくないご飯は嫌だったよね。ごめんね…

 

来週は病院なので、一応悪化してないか確認してもらい、万が一強制給餌のやり方など学んでこようと思います。

色々な事態が起きるけど、諦めずに頑張っていこう。そう思う出来事でした。

 

【追記】

最近歯磨きもかなり嫌がってやらせて貰えず、色々歯ブラシ買った結果、こちらなら怒らずやらせてくれました。

覚書。【これの鼻ぺちゃ用】

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次話

 

 

【偏食】【腎臓食】大苦戦中の療法食。

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はじめに〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥
・僧帽弁閉鎖不全
・クッシング症候群
・門脈低形成による肝臓の萎縮
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍
てんかん

 

今すごーく療法食と闘っています。

というか、ご飯そのものの時間が私にとって悩みのタネとなっていました。

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龍馬、以前はあれほどご飯を楽しみにしていて、あげたご飯は数分でペロリ。

サプリも難なくこなすお爺さんでしたが、今は自力で食べることは全くしない。

薬やサプリはウェットフードに混ぜてだんごにしなければ食べない。水に至っては自力摂水はやめてしまいました……

 

元々嫌いなご飯に関しては超がつくほど食べなかった龍馬さん。

今までの犬猫自然食本舗さんのグリーンプラスはそんな龍馬が規定量長期間飽きずに、きちんと食べたり飲んだりするキセキのご飯だったわけですが…

今はなるたけ療法食をと、病院でも指示が出ているので一時期完全に辞めていました。そこからが酷かった。

 

【腎臓ドライフード】

●ドクターズダイエットのキドニーケア

→食べたけど速攻で下痢。そして数日で飽きる。

ナチュラルハーベストのキドニア

→味が嫌い。全く食べない

フォルツァディエチ

→1ヶ月は食べてましたが、病院から帰宅後一切受け付けず

●スペシフィック

→買ったものの、フードが油がたくさんなのに私がびっくり。油でベタベタしてる系のフードは私が龍馬に与えたくなかったので与えず。

【腎臓ウェット】

☆今も食べてる

●ロイヤルカナン

●サイエンスダイエット

●アニモンダ

★嫌い

フォルツァディエチのウェット

こんな感じです。

 

他にも色々検討したフードあったけれど、あまりにもフードジプシーになり過ぎているので先生に相談すると

『また前の食べたくなる時が来るかもしれないからこれ以上買わなくて大丈夫ですよ。大変ですし。』と言われました。最悪は一般食でサプリで栄養バランスを取りましょうと提案いただきました。

 

でもね。

多分龍馬にまたはないのです(笑)

飼い主は長年彼といてそんな予感がバリバリしていました。

そして日を追うごとにご飯の時間が長く、遊び食い始めたり、すぐプイっとどこかにいったり。

病院に行き帰ると、更にそれは悪化していきます。

 

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そのうち、3食のうちにまともに一回も食べてくれなくなり、腎臓ドライが混じったご飯は完全に食べなくなりました。

それ以前にドライは腎臓食のみでは食べなくなっていたので、改めてグリーンプラスの成分を確認。

グリーンプラスはいくつか肉の種類選べるのですが、中でもマトンが1番腎臓食のコに良さげな成分だったので、先生に相談して許可いただき、再開しました。

 

犬猫自然食本舗さんは全成分開示してくださる会社さんなので、不安なく先生に成分相談できたのも良かったです。

調べるとグリーンプラスのマトンは(一部抜粋)(100グラムあたり)

●粗蛋白18.7%以上

●脂肪 2.7%以上

●カルシウム 674.6mg以上

マグネシウム 45.3mg以上

●リン 167.9mg以上

●塩分 21.1mg以上

●カロリー 373kcal

でした。

 

脂肪分が少ないのも、龍馬は胆泥治療中のため気にしているので、低いということは良かったです。

それに、アニモンダのインテグラプロクトの腎ケア(ウェット)を混ぜて1日2回食べるようになりました。

しかし、器からは絶対食べず、私の手か地面に落ちたものオンリーでお掃除天国ではあるのですが(泣)

 

次回この食事で数値悪化するようであればサプリを追加しようと思っています。

 

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水は…はじめのうちはシリンジで飲ませていましたが、とても嫌がり可哀想なので、飼い主が折れて、あまり成分のこと考えたら与えたくはなかったのですが、犬猫用のミルクの低脂肪を1/3程度混ぜると飲んでくれる為こちらに今は落ち着いています。

 

2回にしてからは規定量のご飯も食べるようになったので、あとはまた病院行くたびに恐怖からご飯嫌がることがありませんようにと祈るばかりです。

 

また経過は記録していきます。

 

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次話 

 

 

【病院探し】望む治療とは?〜病院を探し続けて、思った今の気持ち〜

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今、龍馬は様々な病気が見つかり治療を始めています。

前回何度か正しい治療や診断を行える病院を探した出来事を記事にしましたが、それは確定診断や望む治療だったのかと、最近の出来事から考えてみよう思った機会がいくつかあり、思ったことなど記事に書いて見ようと思います。

私が望む治療とはなんだったのか

・現状での悪い箇所を全て把握、確認したかった。その診断ができる病院に通いたい。
・そしてその治療や経過観察をしてほしい。
・治療などに関する相談が気軽にできること。

これが病院探している上で、重要視していた点でした。
その希望を見事に叶えてくれたのが、今龍馬が通っている病院です。

龍馬の診断

〈心臓〉
●僧帽弁閉鎖不全
(エコーにて逆流がみられる、心雑音から)エコーや検査から導きだされた結論です。
心臓に関しては完治を目指すなら外科手術。(但し別箇所から逆流が再発する可能性もある)
〈腎臓〉
●エコーにて腎結石らしきものがみえる。
●腎嚢胞とみられるものがエコーにより左右にある。以上のことから腎臓食治療開始。
〈副腎〉
副腎はレントゲンによる変形箇所あり。ホルモンの出方みる検査から多少高値が見られるため、クッシング症候群と診断。
〈肝臓〉
●肝臓の大きさが通常の半分しかない。当初は門脈シャントを疑われたが、それはないということ。肝臓の検査や、エコーやレントゲンから導き出された結論が門脈低形成である。
●肝臓もサプリメントによる治療開始。クッシング症候群は検査にて経過観察も。
肝臓などは確定的な診断を得るにはCTや、生検になるということでした。
〈胆のう〉
●胆のうにはエコーにより、胆泥あり。ウルソにより治療開始。
これも門脈低形成の影響の可能性。腎結石なども門脈低形成起因の可能性も考えられる。


 確定的な診断と治療を望むならこれらのことをするべきですが、ほぼ今までの検査などで病気の診断は可能なので、老犬の龍馬にそこまで望みますか?と聞かれた際に、私の結論はNOでした。
生検は肝臓の細胞を一部切り取る検査です。
CT は、どこでもできる検査ではない上に、ほとんどの設置施設では全身麻酔した上での検査です。(一部機械の性能や、施設により局部麻酔可能な病院もあるようです。)
心臓は費用と治療的にあまり現状的ではなく、手術可能な病院は極限られています。

この様な身体に負担がかかる諸々の検査、手術してまで、確定診断や完治目指す治療欲しいかというと、それは当初から希望していませんでした。ただ、龍馬が今どの様な状態で、治療が必要なのか、今できる範囲での治療をしてほしい(=似ていますが、100%な確定的ものがほしいとは違う)というのが望みでした。

現在の龍馬の先生は、知識や勉強を熱心にされており、わかりやすくかつ丁寧に説明してくださいました。あらゆる検査で、今の龍馬の状態も確認し、診断を下さってます。
治療自体も知識がおありなので、今必要な治療と先の見通しも相談できますし、そして、私の多くの疑問にも丁寧に答えてくださっています。

以上のことから“100%の確定診断ではないから不安”という事はありません。先生に安心してお任せしよう、今の龍馬がどんな状態なのか理解できたということが、私の希望していた、現状的な治療だからです。
それに、考えてみればそもそも病院で診断を貰う際に、人間も100%確定診断です、なんてことはないですよね。

さて、ここでとある出来事が最近ありました。
この話は、記載許可は特に頂いてないので、箇条書きに要点をお話します。

【成犬期の小型犬の話】
●数ヶ月前より、血液検査でALPなど肝臓に関わる数値で高値が出ていた。

●肝臓にも萎縮あると認められた様で、龍馬と同じく、門脈シャントを疑われるが、結論は出せておらず。
●投薬治療すると、高値のままではあるが1番の高値からは半分程度下がった。

●しかし原因特定できていないからか、何故か療法食等の食事療法は勧められなかった。

●その為飼い主の自己判断にて、口コミ参考にして肝臓療法食からみれば、真逆の与えてはいけない成分のフードにしてしまい、更に高値の結果が出でる。

●その後何回かの血液検査にて数値を経過観察、肝臓に関する外部検査をしたが、ここまでも結論は出ず。確定診断希望するならとCTや生検しかないと言われる。

〈龍馬の診断とは違う点〉
●肝臓に関する検査が外部検査しかない模様。→結果が出るまで時間を要している。
●病状の説明はあったようですが、患者側が理解できなかったのか、説明がなかったのかはわかりませんが、殆ど病状を把握できていない。
●かつ、食事療法や普段の食事に関して説明がなかったので投薬治療しても、また高値に戻ってしまい、治療自体成功していない様に思われる。

諸々の検査をしている点は同じなのですが、龍馬より長い期間を検査に要していますが、結論は出ていません。
途中治療などの説明もあったと思われますが、診断が最終的にはCT等や生検でないと診断自体出来ないといった様な流れになってしまっています。中々その病院だけで、診断と治療は難しい様でした。

それでもこのケースの飼い主さんは治療は、今まで通っていたし、この病院でお願いしたいとのことでした。長期間結論がでず、治療自体成功していない様に思えるこのケースも、患者側が望む治療として成立はしているのです。
特にペットの場合、どんな治療を受けたいか、どんな病院にかかりたいかは飼い主次第です。
選択次第で病気が改善しない、悪化させてしまうケースもあるかもしれません。しかし、だからといって全否定するのも、違う様な気がします。

正しい治療、望む治療とはなんだろう?
この話は、インフォームドコンセントとはなんだろうと私の中でとても考えさせられる出来事でした。

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 なかなか治らないなら病院を変えてみる。それが簡単にはできないと思っている方も多くいるかもしれません。
しかし、私自身病院探しをいくつかしましたが、今の先生は私が初めて来院した際に経緯を1から10まで話さずとも必要な検査はしてくださいましたし、嫌な顔一つせず聞いてくれました。
中には嫌な顔や面倒くさがる病院もありました。私はそれ自体選ぶべき病院ではないのかなと今となっては思います。

何度か病院選びの記事でも触れていますが、ペットは言葉が話せないので自分が例えどんなに苦しくても伝えられません。飼い主が代わりに伝えてあげなくてはいけません。
最低限の普段の愛犬の様子を伝える、中々病気が治してもらえなかった場合は病院を変えてその経緯を伝える勇気はあった方が良いのかなと思います。

途中で諦めずにいたら、どんな結果になろうとも道はある、そう思います。疑問に思い病院変えることがいけないことでも、何件か続いたとしても、それは飼い主としてダメでも全く無いと思います。途中悩むことも挫折しそうになることもあるかもしれません。
私もそうでした。だけど、諦めなくて良かったなと今は強く言えますーー

偉そうに色々書いてしまいましたが、望む治療とは?と改めて考えたのと、せっかく病院に通うなら、自分が不安にならない通院が良いですねと伝えたかった回でした。

 

 

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