チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

【病院探し】地域の特色…なのかな?〜遅れてると感じる地方獣医療・病院選び⑧〜

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今日は六花の健康診断とフィラリアの検査に行ってきました。
そこでもう我が家には恒例行事になってる、病院探しも兼ねていました。龍馬は無事遠方ではありますが、きちんとした医療を提供くださる病院が見つけられました。
でも、簡単な症状だったり、まだ若い六花には近場である程度診てくれる病院を探しておこうとずっと思っていました。
以前より、六花も下痢がきちんと診断されなかったり、脱毛で途中診察拒否されたりと結構病院選びでは苦戦していて、かかりつけは未だに見つかっていません。
なので、もう散々探した近場の動物病院の中でまだ行ってない病院で、犬と猫だけ診てくれる専門的な病院はどうだろうと思い、行ってみました。

ここで愚痴ってしまいますが、最近の病院の選びで私がよく騙される?のが、ホームページ。
“当病院は爪切りだけでも気軽にどうぞ”“病気じゃない時でもお困りのことあれば来院下さい”
“しつけの相談も応じます”などなど…

こんな文言が書いてあれば、親身に気軽に診て頂けそうな雰囲気ですよね。しかも、清潔で最新の治療も可能などと綺麗な院内が映された画像案内付きだったりしたら益々期待します。が、最近このパターンで行ってみると言い方はアレですが…。
どこに最新の治療設備が?って雰囲気だったり(苦笑)、爪切りを実際お願いしてみたら“爪切り程度なら自分でもできるよ?”と明らかに面倒がるみたいなパターンばかり…
まず。大した内容で来院して欲しくないと思ってるなら、ホームページにあんな内容書かないでほしいです…

今日行ったところは、もう何件か病院通いした為、きちんとしてないとわかる耐性がついていたのですぐに気づけました。
診察がテキトー……
まず、触診はほとんどしない。健康診断をお願いしたいと電話で話してから来院したのに『何で健康なのに、今日来たの?』『若いなら病気はないでしょ(?)』残念ながら今回も、診てもいないうちから決めつけ的な会話の多い先生でした。
そして入り口に“毎年1回は定期健診しましょう”と書いてあるのに、健診は面倒な雰囲気バリバリだったし…
糞便検査もお願いしたら、『あー、大丈夫』の一言だけで結果も教えてくれませんでした。

何より驚いたのは朝の検査だったので、ご飯は食べずに行きました。
そうなればいつもより水は飲んでない(昨日の夜から)状況なので、検査結果は脱水系の血液検査項目が微妙に正常範囲から0.1程度越えていました。多少高値だったから質問しようとしても大丈夫大丈夫で質問させてくれない。しかも、毎日のむ水の量や朝水飲ませたかなど飼い主に問診もせずに、いきなり補液を注射されました。

採血時も『チワワは血管細いから採血できないかも。』と呟かれたのにはびっくり。結果、検査結果も殆ど説明なかったのです。
これは、さすがに余りにもテキトーすぎるので、万が一何か違う原因で脱水起きていたら恐いので、慌てて違う病院に行ってきました。

そちらではすぐに『いや、脱水も朝に水は控えてるなら、この結果は普通ですよね。異常値みたいに言われて補液されたみたいだけど…。誤差も0.1とかだけですし、これは正常範囲なんですけどね…』と、ちょっと呆れてる様子で代わりに、今回の検査結果説明してもらえました。
検査の説明自体は丁寧にしてくださいましたが、この病院でも『2歳ならまだ健診は必要ない』的な発言が出たことが残念でした。

検査が面倒って感覚がわたしにはいまいちよくわかりません。まぁ、たしかに時間はかかるし、説明も必要だしですが。
だけど、若いから病気ならないなんて訳でもないのに…。何かあったら早い段階で発見し、治療ができれば進行遅らせることができる病気もたくさんあります。そもそも、そういう発言がある病院は例え早期発見しても治療できないのかもなと感じました。

 

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今思えば、年末に龍馬が1番始めに健診うけた病院でも“病気があるようだけど、うちははっきり理由がわかりません”的な発言がありました。
推測ですが、健診を嫌がる病院、健診しても曖昧な結果しか言わない病院は、設備や医師に診断治療できる環境や力がないのかもしれないなと思います。そして、飼い主に質問できる雰囲気にさせず、一方的に話すところが多いです。仮に質問しても、理由も説明なく『大丈夫』で済ませてしまう。これは、詳しく質問されても答えられる知識ないから、インフォームドコンセントがそもそもできないように思えました。

今回は脱水の原因は特定され、ほかの項目結果も問題なかったのと、時期的に病院が混んでいたのもあり、本来はエコーもお願いしたかったのですが、今回は血液検査以上のことはしなくてよいかと私が納得して帰りました。でも、龍馬のように明らかに何か病気がありそうな状況なら確実に三件めに行っていたと思います。

最近気づきましたが、病院により設備が違うと重症化しやすい病だった場合、仮に発見され、治療できても治療開始が遅れてしまう場合があるということ。二件めに行った病院は、生化学の血液検査は外注のため当日結果がでないと言われました。
そこでようやく理解しましたが、年末に龍馬の健診結果を当日に言われず不誠実な対応されたのは、自分の病院では設備なく、外注でないとわからない病院だったからなのかもしれません。私は今まで過去の病院でそういうケースにたまたま当たらなかったのでとても驚きましたが。

そして設備がない病院だった場合、仮に内臓疾患がわかったとしても、結果に時間がかかることで症状が悪化することだってあり得ます。たまたま行った病院がそうだっただけで、愛犬の寿命が変わってしまうなんて事態もあり得るということは、今更ながら驚きでした。
でもこれは、実際に色々行ったからこそ気づけた事実。

検査結果に時間がかかる病院は、施設面も期待できないし、そもそも早期発見自体厳しい環境なので、余り医師自体に様々な病の知識持ってないのかなとも感じました。
以前の龍馬の時、すぐに大学病院にいかせようとしていたのはこういう背景からだったのかもしれませんね。

もう一つ気になった点。久々に近場の病院に行き気づきましたが、フィラリアの投与期間も今年になって6月〜11月の半年投与に変わってることに気づきました。昨年までは5月〜11月でした。何故、特に5月が必要なくなった理由がわからない。説明もなかったので、念のため1ヶ月分多く購入しました。
県単位とかで変更になったらわかるのですが、県内の他の街の病院は5月からのままと、友人から聞きました。しかも北側なら毎年雪も多く、通年的に南側より寒いから蚊の発生が遅いからとかなら、遅れた理由がわかりますが。うちの街がある地域は県の中心部なので特段寒い訳でもありません。むしろ盆地で気温も上がりやすい。これも不思議でした…。

思えば、特に私の住む地域だけ、何故か毎回このようないわば外れの病院ばかりに当たります。龍馬がいく遠方の地域では、かかりつけ以外にもなかなか評判の良い病院もあります。私の地域は1つとして、今まできちんと診療された試しがないのも不思議ですね…
今は、龍馬や六花の為にもこれは早く引っ越さねばと思っています(笑)

 

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セカンドオピニオン、何度も記事に書いてますが本当に大事だと思います。
あとは質問が気軽にでき、正しい治療をしてくれてるかを飼い主が推測できる程度の知識はないと病院を間違って選んでしまい、愛犬の治療に影響があるかもしれないんだなということ。
大事ですね。また勉強になりました。近場のかかりつけ探しはまだ終わらないようです(苦笑)

 

 

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■病院選びシリーズ記事の紹介です


■前回記事


 ■病院選びシリーズ初回記事

 

 

 

【偏食】【強制給餌】“固形タイプの強制給餌のやり方とお水飲まない時に〜我が家の場合〜

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はじめに〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥
・僧帽弁閉鎖不全
・クッシング症候群
・門脈低形成による肝臓の萎縮
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍
てんかん

今回は急にご飯を食べなくなった龍馬の、今現在栄養をとるためにしている強制給餌のやり方です。
なお、これは中々自力では食事をとらず、一般的に犬が食事を摂取しなくても問題ないと言われる2〜3日経過しても、おやつしか食べたたがらなかった為に始めたやり方です。

今回紹介するのは、フードを団子状にし給餌するやり方です。強制給餌は、流動食で与えるやり方もですが、嚥下機能が落ちてる場合や気管が狭くなった犬に施すと誤嚥したり、固形型はフードを与えた際に顎の周囲の骨が脆くなっていたら骨折などのリスクもあり得ます。
特に老犬の場合は、まず開始前にそれらの器官に問題ないかどうか病院で確認する事をお勧めします。そして、ストレスやトラウマになる可能性もあります。
しかし龍馬の場合は、色々与え方も工夫したり、ご意見も頂きフードの種類も与え方等様々見直しましたが改善なく、長期の食事拒否だった為、やも得ず始めました。その点はご理解お願い致します。

強制給餌のやり方

1.投薬方法・基本的なやり方

 まず基本的な投薬などの上げ方はペピィさんという、動物病院などにおいてある無料通販カタログの裏面にわかりやすいやり方が載っています。下記画像はペピィさん引用です。

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我が家の強制給餌のあげる際の顔の角度や、入れ方もこの方法を応用しています。

うちの龍馬の場合、舌がペコちゃんの様に、左側からいつもはみ出ているので舌の位置が通常の犬とは異なるので、少し入れ方が悪いとうまい具合に吐き出すので、最初のうちはベストな入れる位置がわかるまで苦労しました。

先生から頂いた投薬アドバイスでも、舌の付け根辺りまで手を入れて薬も与えると反射的に飲み込むとのこと。

舌の付け根が盛り下がるタイプの仔は(語彙力がない表現ですみません)、比較的物を入れても吐き出しやすくないのですが、龍馬は盛り上がってるタイプなので、そこより奥の位置に入れないとぺっとされてしまうので気をつけないといけません。
入れる位置が奥すぎると吐いてしまうか、誤飲の可能性が高まりますので、危険です。喉まで手を入れる必要はありません。
 

2.準備するもの


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準備するものです。使用品で購入品は以下のものです。

[rakuten:r-kojima:10589784:detail]
森乳さんの介護食は以前は高たんぱくな製品でしたが、リニューアル後にそこまで高成分ではなくなっています。

改定前30.5%でした。これでは、腎臓用をと言われてる仔には与えることが難しいかなと思っていました。現在の成分は下記の通り。

たんぱく質 24%以上
粗脂肪 12%以上
粗繊維 4%以下
粗灰分 7%以下
カロリー 363kcal
※リンの記載ない場合は、灰分が8%以下でミールが多く含まれていない製品であることが、多くリンを含んでいないと推定できる目安になります。
出典:UG Petブログ・腎臓に優しいドッグフードの選び方より

※うちは基本的にサプリ与えれば通常食でも構わないと言われてます。療法食の必要がある仔の成分に関しては必ず医師の確認後に始めることをお勧めします。


それに混ぜているのは犬猫自然食本舗のグリーンプラスです。成分に関しては、低たんぱく、低脂肪の製品ですが、詳細はHP参照してください。小粒で水に溶けやすいフードなので、介護食に混ぜやすく助かっています。

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それをお湯で混ぜて団子にします。(団子は写真の通り)
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3.龍馬の準備


まず、首周りにスヌードします。汚れ防止のため。

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 ブランケットに(首はきちんともたつかない様に、でも苦しくないように)くるめたら、ひざに乗せて(姿勢注意。ちゃんと立たせて)、自分のひざに龍馬が口からこぼしてもいいように受け皿を置きます。

その状態で団子を投薬と同じような方法で強制給餌します。近くにお手拭きやウエットテッシュを準備しておくと汚れた際にすばやく対応できます。

あとなぜか舌で目のところにフードを着けてしまうことがあるので、涙と同じ成分の目薬を準備しておいてます。これで一人でも基本的にはスムーズに誤飲などないように、ゆっくりあげられるようになりました。

龍馬は縛られてしまうと諦めてほとんど動かないのでできますが、よく動く仔だと難しいかもしれません。
この方法にしてからは、以前のように逃げようとしたり、抵抗して私も変に力の入った抑え方にならずに、本人にも苦痛の少ない状況で給餌できるようになりました。これでようやく毎日安定して栄養が摂れるようになりました。

シリンジで与えるやり方は、大きめなシリンジは嫌がる傾向にあるので、まだ練習が必要です。流動食のが個人的には誤飲させてしまいそうで、少しまだ恐いです。

自力で色々励ましてもらいながらたどり着いたこの方法。決して褒められるやり方ではありませんが、龍馬が毎日キチンとご飯が摂れるようになったことだけでも一安心です。

お水は現在は自分で飲めていますし、おやつは食べてくれているので、いつかまたご飯も自力で食べてくれますように。その努力も怠らずにチャレンジしていきます。

 

【追記】
水に関しては、飲まない時は粉寒天使って水とペットスエットゼリーにしてみました。介護情報、調べると結構色々工夫してできますね。

めげずにスキルアップだーー!ゼラチンのがわざわざ沸騰させずとも作成可能で楽なのですが、ゼラチンはタンパク質が含まれているので、寒天は繊維質も豊富と聞き、寒天をチョイスしました。

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犬は素晴らしい!〜働く犬について考える〜

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今回は強制給餌のことをーーと思いましたが、ちょっと脱線。我が仔の記録ではなく、犬について思う事を書きます。

 

犬という存在は、とかく素晴らしいと私は常々思っています。それは人間よりも、芯の強さみたいなものを垣間見たり、良い意味で驚かされる話を耳にすると、なおのこと感じます。

 

ここで自分の話をしますが、私は人間関係全般のことが、昔から得意でありません。特に集団生活が苦手で、沢山の人の中で生きるという事を苦痛に感じてしまったり、向いてないと思うことが、今までの人生の様々な場面で多くありました。

ただ、そんな私でも自信を持って関われる存在はわんこです。
犬は人間ように忖度したりしない。相手に裏表もなく、好きも嫌いもしっかり示してくれる。そして、飼い主への愛情は揺るがない。時折みせる強さ、たくましさ、健気さなどのその凄さ。
人間同士の色々な面倒なしがらみとは違い、あまり色々考えずに関係性を作れる事。その仔その仔に個性はあるけど、私は犬って凄いなぁ、ある意味とても尊敬できる存在でもあるのです。だから、生まれ変わったら私は犬がいいな、犬になりたいなとずっと前から思っていたりします。

 

そんな犬の魅力を溢れる素敵な話をいくつか書こうと思います。犬好きなら多く知られた話だと思うので、もし内容間違いがあるよと気づいた方がいましたらお気軽にご指摘くださいね。

【サーブの話】

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盲導犬サーブの話を知っていますか?
私は小さな頃に『がんばれ!盲導犬サーブ』『天国へ行ったサーブ』という本を買ってサーブのことをしりました。

がんばれ!盲導犬サーブ

がんばれ!盲導犬サーブ

 
続 盲導犬サーブ物語 天国へいったサーブ
 

 
サーブは今では珍しいかもしれない、ジャーマンシェパード盲導犬。今はシェパードは見た目的に恐い(=警察犬のイメージ)と感じる印象を与える為、盲導犬の多くがレトリバー系の犬種です。
私はサーブの話を読んで、盲導犬という存在がいるという事を初めて知りました。
目の不自由な方の目になって働く犬がいるがいる。それだけで、子供心に凄い!と夢中になって読みました。
読んだことない方はここからネタバレになりますのでご注意を。

 

サーブはある日、パートナーの飼い主さんと外出中に、車の事故に遭ってしまいます。
ここで私が驚いたのが、なんとサーブは迫り来る暴走車がご主人に迫った時、自らその車とご主人の間に入り、ご主人の盾になったというのですーー
その事故でサーブは前脚の片方を失いました。

子供心に衝撃でした。
犬は、飼い主の為にここまでするの?!と……
犬って、自分にどれだけのことが起きようとも、大好きなご主人を守る為に、たやすく行動できるんですよね…。サーブは盲導犬に関する法律まで変えてくれた、名犬です。
サーブを知ってから、盲導犬や働く犬たちのことをたくさん調べました。そこでも私は犬の凄さを思い知らされました。

盲導犬になれる素質】

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盲導犬育成の方が語られていた話ですが、盲導犬になる為に最終的に必要な要素はご存知でしょうか?人間の目になるお仕事ですから、簡単にどの仔でもなれる訳ではありません。
その必要なことが『人間の指示を効かないことができる仔』というのが大事な要素だと知りました。

人間もたまには間違えます。勘違いで誤った指示を出してしまうことがあります。それは赤信号なのに、ゴーと指示を出してしまったり。段差があることを気付かずに直進指示を出してしまったり。
その素質を持つ仔は、そんな時はその指示に従いません。進まず、違うよとご主人に気づかせてくれます。自分が進んだら、ご主人が危険な事態になると理解した上でNOが出せるのです。

私は一見、指示通り動ける犬が、盲導犬に向いているのではと、ずっと思っていたのですが、言われてみれば行ってはいけない場面を自分で判断できる能力。危機管理。人間も仕事をする上で大事なことですね。

だから、盲導犬はとても精神力や体力も使うお仕事。多くの盲導犬が10歳前後で引退。早い仔ではシニアに入ったら途端に老け込んでしまう仔も多いと聞きます。
余生は子供時代暮らしたパピーウォーカーさんだった方のお宅に再度引き取られたり、盲導犬の為の老犬ホームで暮らしたり。

人間の為に、全身全霊を捧げて尽くしてくれた仔たち。余生は、ゆっくりと犬らしく過ごしてほしい。そう思います。

お仕事中の盲導犬は、犬らしさはなく、お仕事モードなので、あまり感情を出すことはありません。
お仕事中の盲導犬に触りたいと近づく方もいるようですが、飼い主さんの目になっているその時は、そっと見守ってあげるのがベストな対応です。
盲導犬以外にも飼い主さんの代わりになって頑張るお仕事わんこはたくさんいます。
外国では、お子さんの発作や低血糖を知らせてくれる介助犬や、がんの匂いがわかる探知犬などもいるそうです。人間の為に本当にありがとう。いつもそう思います。

災害救助犬

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次に話す話もどこかで聞いたことある方も多くいらっしゃるのではないかと思いますがーー
災害救助犬の話です。

要救助者を捜索する際に、1番犬がストレスになること、それは見つけた人が亡くなっていた時なんだそうです……
東北の震災時も、災害救助犬が活躍したそうですが、あの時は開始段階で生存者より亡くなった方を見つけることが多かったようです。

犬たちは大好きな人間が見つけられた、嬉しいという気持ちで頑張って探しているのもあり、亡くなった人ばかり見つけてしまった仔はとてもショックを受け、中には病気になってしまう仔もいるんだそうです。

犬は悲しみが理解できないという話も聞きますが、私は犬はきちんとそういった感情も理解していると思っています。犬は人間以上に、人を想い、人間を愛してくれる生き物なんじゃないかなとーー

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 飼い主の為に頑張る犬たち。
飼い主でない人の為にも貢献してくれる犬たち。何より、仕事を持たずともその存在自体が私たちに笑顔と幸せをもたらしてくれる存在だと思います。

身体が小さくても大きくても、犬という生き物は魅力に溢れています。
今までチワワしか飼ったことがない私。実を言うと、ずっと憧れている、飼いたい犬はチワワではありません。本当のこと言えば、チワワのようなザ・愛玩犬ではなくて、シェパード系のわんこに1番萌えます。
大きい犬を飼いたいなぁとずっと思っていました。

でも、縁があって迎えた最初の愛犬がチワワでした。チワワは可愛いだけじゃなくて、ちょっぴり頑固ちゃんも多かったりする、この人だと決めた人には一途で魅力的な犬種です。
私は以来、チワワ一筋になってしまいました。アクセサリー感覚の犬でしょうと言われたこともありますが、そんなことはありません。警察犬になれたチワワだっているんですよ。

犬が頑張った話、凄い話を聞く度に勇気をもらい、自分も頑張らねばと思います。そして、そんな素晴らしい犬という存在と暮らせることがとても幸せなんだと気づかせてもらいますーー

 

 

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このブログ以外にかいている、犬と猫の情報サイトの私の記事の一覧です。

犬を飼うということ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【偏食】【治療中】龍馬、どうしちゃったの?②

前話

 


療法食に切り替えて、自分でまともにご飯を取らない状況が1カ月半くらいになっていました。強制給餌も難しい状況に…

 

食欲ない仔でもたべるという、グリーントライプも購入してみましたが、フリーズドライタイプは水で戻すと匂いがキツくなると聞いてあげましたが、それも口にしませんでした。

ただ、不思議なことに病院に行った帰りからあれほど飲みたがらなかった水は、ペット用のポカリに混ぜたらきちんと飲める様になりました。(元々水を取るのもあまりしない仔なので、水分不足補う為にいつも混ぜて与えていました)

 

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回復期用のヒルズの缶詰も、検査時に病院で貰った際は大喜びだったのに、4〜5口しか食べてくれません。

もうなんでも食べてくれたらいいと、ペットショップに行って、おやつから高栄養のものまでなくなれば(というかいつ飽きるかわからないので小分けにしか買えませんでした)買い出しに行く生活が2週間ほど続きました。でも、それだけではと、思いこれはどうかなと、良さげなフードも買っては試してを続けました。

しかし、食べない。おやつと高栄養のチューブなら食べるのです。

 

龍馬を心配しすぎて、他のことが全く手につかず、やっていたツイッターにも手が伸びませんでした。

 

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そして、ネットには以前にも触れましたが、頑張って介護をしてる飼い主さんがたくさんいます。私はたかが食事でなんでこんなに悩んで、何も手につかないほど弱いのだろう?ダメな飼い主だなと、痛感しました。

そして、“偏食はわがままを許した飼い主の責任”的なコラムや意見も多くみられ、とても落ち込みました。

今思い返すと、この時はネットがとても恐くなっていました。

 

親しい友人に話を聞いてもらいながら、なんとか1日必要な栄養くらいは取らせている状況が続き、ある時また“強制給餌もう一度だけ頑張ってみようかな”と思える様になりました。

 

そして恐る恐るネットを開いて、強制給餌の動画はないだろうか、極端な食欲不振について情報はないか調べてみました。

 

調べると、原因不明である日突然龍馬の様に食べなくなった仔のブログなどみつけました。

やはり、治療等ではなく、経過観察的な指示が病院から出ていて、その仔は1カ月後くらいに突然レトルトフードなら食べる様になったと書いてありました。

やはり、悩んでる最中の思いは私と一緒。

 

そして次に見つけたのは、食の細いわんちゃんに、少し自力で食べた後に毎食後に団子状にしたフードを強制給餌させているという飼い主さんのブログ。

その方もしばらく悩んだ後に出た結果が、この方法しかなかった、と書いてあり、私もこの方法でもう一度頑張ってみようと勇気を貰えました。

そして、ほかにも色々と励ましてくれた方々。

この方々の存在がなければ私はここまで決意できなかったかもしれません。本当に感謝しています。

話を聞いてくださる存在が本当にチカラになるのだと、改めてわかりました。

 

 

一念発起して強制給餌を改めて勉強しなきゃと、YouTubeで猫に強制給餌あげてる飼い主さんの動画を拝見して、ある事に気付きました。皆さん猫ちゃんが動かない様にぐるぐる巻きにして保定してる!

私も保定はブランケットでやってみようかなとトライしてみました。

強制給餌して、初めは巻き方のコツがわからず、胸あたりに余裕が出てしまい、汚れまくりな状態。

しっかり後ろを縛ってあげると動けないし、汚れないとわかりました。

 

次回は強制給餌に使うアイテムや、やり方など記事にしようと思います。

今回は少々ネガティブな内容ばかりで失礼しました。

 

 

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次話

 

 

【偏食】【治療中】龍馬、どうしちゃったの?①

前話 

龍馬、以前からご飯はあまり食べなくなっていたことを記事に書いていましたが、先月末くらいから、とうとうご飯は、種類やメーカー、ドライや缶詰関係なく全く口にしなくなってしまっていました。

 

食べるのはおやつだけ。そして、お水も極端に口にしなくなっていました。なので、本来は治療に影響あるかもしれませんが、ペット用のミルクや、人間用の無脂肪ヨーグルト混ぜて飲ませていました。

ふやかしたフードも食べ始めてから4〜5日程度で口にしなくなり、味の濃そうな缶詰食も食べたそうな顔はするものの、差し出すと拒否して食べない。

 

龍馬、昔も一時期こうやってほとんどのご飯を食べない時がありました。

その時はドライにいなばのささみのレトルトフードまぜたり、犬用ふりかけを混ぜたら食べてくれました。今回はそういったものも、すぐに飽きてしまい、食べるのをやめてしまいました。何より、地面に落ちたフードか、私の手からしか食べない。器に入れると後ずさりするか、逃げ回る。これまでの食欲減退の中で1番酷い状態でした。

 

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龍馬、病気が悪化してしまったのかな?

腎疾患などはある程度進行すると、食欲がなくなると聞きます。そんな思いがよぎり、とても心配になりました。

 

病院で色々調べてもらうと、日中は元気もあり、体重が減っていないこと。よく吐いたりはしていないこと、お腹の音を聞いてもらい、腸もきちんと動いているので、病気が悪化した訳ではないとのことでした。

食べないことに関して先生は、チワワは頑固な仔が多いから、精神的なもの、大変かもしれないけど今は根気強く頑張って欲しいと言われました。その為、薬の飲ませ方やシリンジ の与え方など改めて教えて頂きました。

 

今まで龍馬はシリンジ は嫌がり、普段は抵抗するのですが、病院ではすんなり先生にされるがままでした。

『飼い主さんの前だとわがままが出ちゃうのかもしれないね、でも龍馬ちゃんは扱いが大変なタイプの仔でないから。』龍馬は今までのどこの病院でも、先生の前ではいつも動かないし、抵抗もしないし、ましてや口が出たことは1度もありません。

でも私の前では気に入らないと、悲鳴あげたり、逃げたり。酷いとてんかん発作が起きることもあるので頑固になると、1度頑なな姿勢になると大変なのです…

先生にはそういった内容含めて何か意見頂けないかなぁと、藁をもすがる気持ちで相談したので、その現状があまりわかって貰えなくて、少し落ち込んでしまいました。

病院は病気を治すところだから、そこまで先生に期待するのはお門違いなのかもしれないとは、頭では理解していたのですが……

 

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病院に行く前に、食べない仔に対して食欲増進剤を使った例なども少し調べて相談しましたが、『副作用が多く、今の段階では使用したくない』と先生は言われました。

 

病院から帰宅して数日は、ストレスからか更に食欲はなくなってしまいました。相変わらず色々なフード試してみるものの、食べない。ある時、もう強制給餌しかないのかなと、頭によぎりました。

先生には、トラウマになるから強制給餌はあまりやらない方が良いと言われてはいました。『2.3日程度は、食べさせるのは無理しないでお腹が空くかもしれないから。』と言われていました。しかし毎日食べようとしたら食べさせる生活に変えても、龍馬の食欲は1週間経っても変わりません。

温めて匂いを強くしたり、食欲ない仔でも食べるというフードを買ってみたり。ネットに書いてある良いと思うやり方はなんでも試してました。しかし、食べる時でも、3〜4口食べると飽きてしまい、食事の時間自体が耐えられないといった様子でした。

 

やっぱり強制給餌しよう。

そこからはまた違う意味で大変でした。

まず、どうやって与えるか。

食べさせている犬猫自然食本舗のフードはふやかすととてもベタベタするので、まとまりやすいフードなので、膝に龍馬を乗せて、保定しつつ、ある程度手でまとまりを作って、舌の付け根辺りに入れてあげるとごくんとしてくれるのでそのやり方で。

でも、だんだん嫌がり顔を振ったり、逃げようとしたり始めてしまいました。

 

食べたくないのに、ごめんねーー

 

ご飯の時間になると、私の顔色を伺い、その後はずっとむーっとして。また龍馬から笑顔は無くなってしまいました……

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先生の言うように、強制給餌やめて、龍馬の好きにさせたらいいのかな。でも、そうしたら食べないからどんどん痩せていってしまう。

 

とうとうある日、盛大に嫌がられ、悲鳴をあげて逃げられてしまいました。その日は何をしてもキャンキャン騒いで触られるのも拒否。

私もこんな姿の龍馬を見るのが耐えられなくなってしまい、強制給餌はやめるしかないのかなと思い始めていました。

 

長いので続きます。

 

 

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次話

 

その時になったから、見えてくること。〜闘病や治療を始めて思った事〜

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今回は闘病を始めた時と、色々経て思う今の気持ちを書きます。

私個人の主観も含まれる為、一般論とは異なるかもしれません。それを踏まえてお読みいただけたら幸いです。

 

年末に龍馬の病が見つかって、病院探しに奔走した1〜2月。

あの頃は、龍馬にベストな治療を受けさせること。食事療法やサプリなども出来る範囲で可能な限りきっちりやっていこうと思っていました。

 

そして、食事療法が始まり、龍馬はあっという間にご飯を食べない、すぐ飽きる様になり、何も考えずに今までご飯が出されたら食べるという当たり前の生活を失って行きました。

それでも最初は、諦めてはいけないとずっと思っていました。

そのうち療法食は全く食べなくなり、大好きだったはずの、デビフの缶詰まで口にできなくなっていました。ご飯の時間になるとわたしから逃げ回る様に嫌々に…

龍馬は笑顔をどんどん失っていきました。

龍馬が『今何が食べたい』と言ってくれたらどんなにいいだろうと何回も思いました。

 

そして、毎日のお薬やサプリメント

今龍馬は中々の量を飲んでいます。

 

【朝】〈サプリ〉●大きめ粒のベジタブルサポートサプリ4錠

〈薬〉●カケラ程度のウルソ•フォルテコール1かけらずつ

●ミヤリサン(整腸)1粒

【昼】●アゾディル(カプセル型サプリ)

●飲み物に混ぜてアニマストラス

【夜】〈サプリ〉●ウロアクト(結石用)

●ベジタブルサポート系サプリ4錠

●パンフェノン1錠

〈薬〉●ウルソ1かけら

こんどこれに食べることに不安を感じている可能性もあるので、サプリのジルケーンが加えられます。

 

これを大好きなおやつに混ぜてなんとか飲ましています。

人間だとしてもこんなサプリや薬だらけの生活だったらどう思うだろう。私も同じ立場なら嫌だ。疲れてしまう。

 

龍馬はそれを頑張ってくれているのに、嫌がってるのにそれ以上の理想を押し付けて、本当に良いことなのだろうかと思う様になりました。

 

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“◯◯するべき”的な内容は闘病に関してのブログやツイッター、ネットをみるとたくさん書かれています。

そこで残念に思ったこと。

 

一般的には大病でない内容の闘病で悩んだり悲しむ人を“この程度で…”と批判的な内容だったり、中には同じ様な闘病中の人の中でも、思いやりの欠ける意見だったり、一方的な意見を押し付けたりするのが、意外によくあるようなのです。(加えて経験を踏まえて、悩む飼い主さんにあれこれ行き過ぎた指導を始めてしまう事例もみかけます。)

 

私も以前までは、飼い主は簡単に諦めずに根気強くやるのが最良で、それは怠慢ではないかと思っていました。

だけど、闘病始めて色々壁にぶち当たって今思うのは、周りからは簡単な事で悩んでるに見えても。飼い主としては、それが真剣な悩みには変わりないワケで、治療放棄をしてるわけでもないのなら、あまり無理しすぎない、時にはくよくよしたっていいのかなと思います。

闘病は、自分と愛犬にとってより良い道が見つかればいいのではないかなと思います。

 

 

龍馬は療法食をやめて、今まで私は禁止していたおやつを解禁しました。

もちろん成分は気にしてますが、龍馬は美味しいおやつが貰えて嬉しい様で、最近はまた少し笑顔が戻ってきましたし、サプリや薬も頑張ってくれる様になりました。

龍馬が喜んでいると私も嬉しい。

この笑顔を少しでも長くみていたいから、闘病もまた頑張ろって思えるのかなと。

 

 

疲れた時は頑張り過ぎない。たまには息抜き、コン詰めないことも大事だし、闘病を話せる人がいるなら話して楽になるのも大事なこと。

そして闘病には大小なくて、他人からは大した内容にみえなくても、闘病を頑張る飼い主はみんなすごいんだよとーー

 

かくいう私もちょっと最近精神的疲労がピークでした。

普段の家事も六花のお世話も前よりきちんとできなくなっていました。龍馬は薬とご飯くらいの闘病なのに…です。

けれど、毎日向き合ってる私からすれば、きちんと食べないことが本当に心配で、夜もろくろく眠れなくなってました…

龍馬にも悪影響でした。

 

だから、頑張って頑張ってを少し息抜きしようと思います。

ご飯もできたらやれば良いけど、無理せず出来る範囲で栄養考えて。本犬が苦痛を感じない程度で。

先生にも数値的には問題ないから、そんなに深刻にならないでも平気ですよと言われました。

もっとも、今の安定した状態だから一般食が選べるワケで、もっとステージがあがればこんな悩みを言ってる場合ではないのかもしれませんが。

 

治療も最大限じゃなくても、飼い主さんが色々悩んだ結果のスタイルなら、足りない様にみえたとしても不正解ではないし、安易にダメな飼い主と落ち込むことではないのかもしれないなと思う様になりました。

人間生きていれば、理想だけでは語れない場合もありますからね。

 

背伸びせずに、だけど今後も工夫したり治療はして行こう。

そう思います。

 

 

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【偏食】【治療中】当たり前が1番素晴らしい〜とうとう、ご飯食べなくなる〜

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前話

龍馬の偏食。

ついに腎臓系はあらゆるメーカーのウェット、ドライ含め全て美味しくないと理解してしまったようで、今週から一切口にしなくなりました。大好きだったはずの通常食の缶詰までたべなくなり、これはもう今までにない異常事態でした。

そこで、先生が以前に『全く療法食口にしない時はサプリで補いましょう』と仰っていたので、電話にて問い合わせしてみました。

 

そこで提案されたサプリメント

①アゾディル

腎臓のサプリ。

ネットで評価高い腎臓のサプリです。

②ウロアクト

結石のサプリ。こちらも結石系サプリとしては評判良かったサプリです。

これを飲めば全て通常食でも良いと許可を貰ったので、早速購入しました。

 

アゾディル。カプセル状のサプリで、冷蔵便で宅配できたのだけど、常温で放置するとカプセル内の生きた菌の成分が死んでしまうとか。

保管に注意しないといけないならやっぱり病院は遠いので移動中に中身が死滅しても嫌なので、通販でお願いすることにしました。

 

飲ませ方もカプセルで与えないと効果ないと基本的に言われていて、腎臓系でよく聞くリン吸着剤ではないけれど、食事や他の薬と同時より食べる1時間前程度にあげるのが好ましいとのことでした。カプセルも口に張り付いてしまうこともあるらしく、サッと与え水飲ませるのが好ましいとのこと。

 

しかし、龍馬は今は薬やサプリは単体では全く飲まないからどうしたもんだかと思い、調べてみると“脂肪分が多い食品(ヨーグルトなど)少量に混ぜて与えるなら大丈夫”との口コミもあり。

試しに、中身だしてヨーグルトで与えてみたら食べてくれたのですが、その日は悪いことに低気圧が来ていて、龍馬のてんかん様発作が来てしまったようで食べて30分で全て吐いてしまいました…。

 

次の日にはウェットフードも全く口にせず、食べたのは犬用ゼリーくらいで、あとはミルクだけでした。

ミルクも前は薄めて飲ませていましたが、原液でないと拒否。しかも何故か猫用がいいみたいです。1日で飽きてしまい、水分も中々取れない。その為薬は砕いて溶かしてシリンジで強制投与。

 

アゾディルは食べてもいないし、無理だろうとこの日は断念。

 

翌日も朝は食べずにミルクしか飲みません。

もうこれは参ったとペースト状の高栄養チューブに混ぜて上顎に薬は飲ませて、アゾディルのカプセルはピルポケットを買おうと買い出しに行きました。

 

とりあえずそこで買ったもの。

●デビフカロリーエース ムースタイプ

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●猫用の腎臓療法食レトルト

●味が濃いなら食べるかと猫用のウェルネスの比較的薄味そうな低カロリーのレトルト

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●わんわんカロリー(こちらはかなり食べてくれない仔にも好評な製品と聞いて早速ストックしました。万が一用に今は使わず)

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●薬飲ませる為のスタミノール 

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●グリニーズピルポケット

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●フードの裏ごし器

●シリンジ

●水分補給ゼリー

●犬用ヨーグルト

●犬用ケーキ(スタミノールが難しいかもだからまずこれで薬あげたい)

●ペット用オブラート

●ジャーキーと犬用パン

 

などを買いました。

とりあえずこれだけ用意しておけばいざという時に何かしら対策できると思ったのです。

 

一部即日試したので結果。

【食べた物】

●嫌々ながら猫用ウェルネスパウチ

●即完食で混ぜて薬も飲めた→犬用ケーキ

●犬用パン

●ジャーキー

【食べてくれなかった】

ピルポケット

 

その日はケーキで薬は飲めたものの、主食は口にしてくれませんでした。あとはおやつならパクパク。

 

夜、色々考えて、もしかしたら体調の悪化による食欲不振ではないかと思う様に…。

そういえば、人間にも食欲増進剤というものがあったなと思い出し、ペット用でネット検索。

 

どうやら色々あるけど、強めの薬の様…

うーん。

これはあげたくないけど、龍馬はもうこの段階まで来てしまったのか。

そんな思いでツイッターでつぶやくと、

『ドライフードをふやかしてみては?』とコメントいただきました。

 

フードをふやかす方法は、よくある食欲増進方法として書かれています。

実は、これは龍馬は病気なる以前から、今まで一度も通用したことがなくて、食べてくれなかったので私は今回も鼻から諦めていました。

 

でも、そういえば犬猫自然食本舗のドライでは試してなかったな、とりあえずやるだけやろう。と試してみるとーー

 

ふやかしたフードは、ものすごい匂いが強くなりなんだか良さげ♪

恐る恐るあげたら、朝になんと自ら食べてくれて(今まで口にするまで、ぺっぺっしたり、遊び食い始めたり、要らない要らないと逃げ回ったりしていたのでびっくり。)、久々に10gもパクパクたべて、ペロリと完食したのですーー‼︎

 

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なんてこと。灯台下暗しでした(笑)

実はいつもたべていたフードを工夫すれば食べてくれたみたいです(苦笑)

でも、本当によかった。何事も何度でも繰り返し試すことが大事ですね。よくわかりました。

コメントくださった方には感謝感謝です。

 

夜も難なく完食し、今日から食欲もすっかりもどりました。

なんならもっと欲しそうなそぶりも。

今後も飽きずに食べて欲しいと願うばかりです。

 

でも気づいたこと。

●食べたい仕草してるタイミングであげる(以前は夜にご飯食べていましたが、それを1時間ほど前倒しした方が良さそうです。

●3食あげると飽きるようなので、1日2食。たまにおやつも加えてあげると食欲増進。

●食事とお水飲みたい時間が違う様で、ミルクは食事ではなく、様子見ながら与えればきちんと飲むようです。

 

日々勉強ですね。

龍馬には色々教えてもらっている気がします。

そして、当たり前にご飯が食べれること。トイレができること。

なんでもないことが本当はとても素晴らしいことなのだと思い知らされました。

 

今まで不機嫌な様子が続いていた龍馬。

今日はご機嫌で、昼間は私にべったりで、久々に大いびきかいて就寝してくれました。

色々頑張ってくれてありがとう龍馬。

薬やらサプリ、加えて美味しくないご飯は嫌だったよね。ごめんね…

 

来週は病院なので、一応悪化してないか確認してもらい、万が一強制給餌のやり方など学んでこようと思います。

色々な事態が起きるけど、諦めずに頑張っていこう。そう思う出来事でした。

 

【追記】

最近歯磨きもかなり嫌がってやらせて貰えず、色々歯ブラシ買った結果、こちらなら怒らずやらせてくれました。

覚書。【これの鼻ぺちゃ用】

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