チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

【てんかん】【闘病】てんかん③シーザー•ミラン氏

今回はまずてんかんの話から少し脱線します。

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 この方をご存知でしょうか?
ドッグトレーナーのシーザー•ミラン氏(以下シーザー)です。 

ナショナルジオグラフィックで、『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ち、わかります〜』という番組でもお馴染みのドッグトレーナーさんです。
私は学生の頃、警察犬の訓練士になりたかったんです。その為、国内の有名な訓練所を調べたり、近場の訓練所に見学に行ったりしました。結局夢のままで終わってしまいましたが
なので、なんとなく犬のしつけに関しては理解していたつもりでした。が、このシーザーのしつけは、今まで私が見たしつけとは全く別の物でした

しつけといえば、犬に服従を促し、言う事を効かせるもの。だと思ってました。できたらご褒美。
シーザーの番組では困った犬がたくさん出てきます。

ですが、シーザーのしつけは、改善が必要なのは、犬でなく人間の方であるというのです。よくあるおやつを使用したしつけではありません問題抱えた犬と飼い主に出会ったら、まず飼い主の方に目を向けるといいます。

飼い主の、犬が言う事きかずに不安や恐怖をみせた心や、何かの事情で気持ちがマイナスになってしまっている人、イライラして犬対して怒ってしまう、そういった人間の出すエネルギーで犬は困った行動する犬になってしまうというのです。人間の出すエネルギー次第で、犬は変わっていく
犬の前ではいつも堂々と、穏やかで毅然とした態度でいること
犬に対していつもリーダーでいることが大事だという話でした。

ある回で病気で引きこもり気味になってしまった飼い主と、ラブラドールが出た回がありました。
心を病んでしまった飼い主さんは摂食障害を患ってしまってるようで、増えた体重で生活も難しく、そんな彼女の家族と親友は愛犬でした。その愛犬に困っているという相談でしたが、シーザーは犬より飼い主さんが出す引きこもりがちで、憂鬱な考えばかりの生活をやめて前を向いて生活してほしいと言います。その負のエネルギーが犬に影響してしまってると。
飼い主さんは最初のうちは自分のおかれた不幸な身の上に卑屈になっている様子でしたが、最後には明るくなり、ラブちゃんの問題行動はシーザーのアドバイスもあり、前向きに変わって行きました。

驚きました。
人間の出す負のエネルギーが犬にそんなに悪影響だったとは。そして、考えを変えるだけで人間も前向きに人生を楽しめるということを犬のしつけを通じて飼い主自身も教えてくれるなんて。これもシーザーの言葉です。
犬は過去を悔やんだり、振り返らない。
常に前をむいている。
くよくよ悩んで悲観にくれてるのは人間だけだ。

その時思ったのです。私が龍馬の前で悲しんだり、感情的な姿みてるから体調に影響でるくらい負担になってしまってるのではないかと。悪化したらどうしよう、また前みたいに苦しんだら…
そんなことをくよくよ考えていたのは、人間側だけだったんだと。

そして、てんかん発作中もオロオロしてうろたえる私をみて、“ママを悲しませてしまった”と、余計に気を使わせてしまったから発作も重くなってしまってるんじゃないかと。
私が変わらないと龍馬の発作は重くなるかもしれない。シーザーが言うように、犬の前ではいつも穏やかで毅然としてなければ、と。

それからの私は、龍馬が発作を起こしたら冷静に動画を撮ること、うろたえることを辞めました。龍馬が不安になる行動をなるべしないようにすること。
いつも前向きでいよう。
心なしかてんかんの発作も軽くなり、それからは龍馬との関係も絆が深まっていきました。このシーザーの番組と出会えて本当に良かったと思っています。
今も大好きなトレーナーさんです
 
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