チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

療法食と食事療法について考えてみる

はじめに
療法食は基本的に、医師の指導の元、管理・給餌していく食事になります。その為自己判断での使用は愛犬の健康に問題を及ぼす可能性もあります。なので、今回の記事はあくまで私の個人的な内容として読んで頂ければ幸いです。

本来療法食ってどういう位置にあるものなんだろうと最近思っていたので、色々調べてみました。

病気の時に食べる食事でしょって思った、そこの貴方意外に療法食の種類のチョイス、詳しく案内されたり、給餌中も相談や説明はされてますでしょうか?
療法食は、フード関係に明るい先生がかかりつけならば、ごく当たり前に先生と連携しながら給餌されてると思いますが…

意外に、療法食を“この病ならこの専用の療法食をたべなさい”と最初だけ簡単に説明して、その後は飼い主が様子みていくことで、食事の経過は特に見ずに終わってしまう先生が多いんですよねそして、切れたら病院で買いましょう、続けましょう的な感じでただずっと食べてるパターンだったりで
私は残念ながら過去に通った、各地域の病院ではきちんと説明してくれた病院はありませんでした。なんでこんなパターンが出来てしまうんでしょうか??

 以前、ある獣医師の方に食育相談をしたところ、こんな回答がきました。
”獣医師の間でもペットフードに関する回答は非常に難しいです。獣医学部では栄養学に関する講義はほとんどなく、根拠に乏しいからです。国家試験に犬猫の栄養学の内容が加わったのはここ数年の話なんですよね。”
そして、療法食に関しても勉強はされるものの、やはり勉強しづらい分野にはなるようで。患者にわかりやすく提案できるまでの知識は学べていないケースが多いのだそうです。その為、病気になったら必要な療法食は何か的な内容は話せても、給餌後に合わなかったら変更する際の説明や、定期的に相談に応じている先生は多くないのが現状みたいです。

私も例えば、龍馬が膀胱炎を頻繁に繰り返す時期がありましたが。
A医師『一生療法食のが良いです。』
b医師『普通の食事で構いません』  
中には『美味しくないから、食べないと思う』と 、治療目的以前の話をしちゃう先生もいました。これでは飼い主側も理解できにくいですし、質問する以前の問題になってしまうパターンです…。<

そして療法食は、病気に対して悪影響になる成分を除いたり調整しているので、どうしても総合的な栄養バランスは崩れます。そのために、色々な病気を持つ犬やどこか悪くて治療始めた結果、他の臓器に問題がでたりすることもあります。

実際の例として、心臓の療法食などは、簡単に説明すると塩分が心臓には良くないと言われてる為、心臓に負担になる成分は調整されています。なので薄味で、薄味が苦手な仔には正直食べ辛い食事になります。
そして、塩分をずっと控えてるとおしっこが出づらくなるので、腎臓に負担がかかってきます。そういうリスクもある事を私は心臓病の先代犬の際には説明されてませんでした。
闘病箇所も治ってほしいけど、他臓器にリスキーなら療養食はどうなのかと当時かなり悩んでしまいました。無理な願いなのかもしれませんが、出来るだけ悪い箇所は増やしたくない。
心臓は悪くなってくると、利尿剤なども薬で出されてくるので、薬との兼ね合いがうまく説明できる先生でしたら、当時悩まずに済んだのかな?とか、今となっては思いますが…。当時は食に関してはうまく先生と連携が測れませんでした。

先日話していたろっちゃんの療養食も、小腸性の下痢なのかや、下痢の内容・状態により、療法食のチョイスも変わってくるパターンもあるという話を聞きました。

例えばヒルズで消化器系フードは、i/dという消化器サポート食以外に、r/d、w/dなどダイエット系でもある療養食を食べたら安定した症例もあるというのです。

ここまできたら、きちんと病院で説明がないとよくわからないですよね…。
先生に簡単に言われただけじゃ、疑問が残ってしまいそう。

更には療法食には、『維持用』という症状が安定してきたら与えるタイプもあると、恥ずかしながら最近初めて知りました。維持用ならそこまで栄養バランスも気にせずに、他の器官への影響も考えずに済むのかな?なんて、思ったりするものの、病院側から説明貰った経験がないのでいまいちよくわかりません。

調べてみて、療法食は改めて知らない事だらけで、何故先生ときちんと連携が必須と言われる理由がわかりました。

以上、今回は殆ど愚痴に近い、療法食に関するお話で失礼しました

今後療法食が必要な段階だと説明されたら、多少突っ込んだ質問ができるように、私はもう少し勉強しなきゃいけないなぁと思います 食は犬の人生の大きな楽しみの1つですし、長く使うものですから…
なるべく、食事療法をキチンと出来るようにするためにも、療法食を理解してあげたいなと思います。
 
 
 
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その後、龍馬は療法食を使用が必要な病だと判明します。その際、偏食に陥りましたが、その後楽しんで私と一緒にご飯とるスタイルに変化していきます。そのことを書いた記事です。

 

上記の一緒のご飯を始める際の私のやり方を解説した記事です。