チワワのめざせご長寿!

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【病院探し】動物病院選び④決まったと思ったけど…

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先日、龍馬が半年に一度のペットドックを受けました。
年末年始という事もあり、結果は後日連絡と言われたので、結果が心配なものでありません様にと願うばかりです。その事はまた後日記事にしようと思います。
さて、今日はそれとは別に、ペットドックに行った際の出来事を書きます。今まで、かかりつけの先生を決めかねていた私は、今回の先生は(少々ぶっきらぼうながらも)質問は答えてくださるし、必ず『他に心配な点はありますか?』と聞いてくれ、丁寧に診療してくださるので好感が持てたので、ずっと通おうと思っていました。

龍馬が過去に血便が出た際も、的確に対応してすぐに改善したこともあります。だからこそ、定期的な体調の変化に対応して頂こうと今回ドックをお願いしました。しかし、かかりつけは断念しようと思うことがありました。

ここからは私の個人的な感覚や、愛犬の病の治療に関する有り方はこだわりがあるのも事実なので、中には不快に感じられる方もいらっしゃると思います。そういった類の話が不快に感じる方はここまでで読み終えて頂けると有り難いです。

それは、ドックの際に龍馬のてんかんについて質問した事が始まりでした。龍馬のてんかんは、以前にも記事にしましたが若い頃からある症状で、回数は最近増えたものの、若い頃に比べて発作の内容はごく軽度ですぐに改善する様な状態です。ただ、頻度が増えたのは老犬ですから身体に負担があるかということを意見を伺おうと聞いてみたのです。

先生は、
『3カ月に1度でもごく軽度でも発作があるなら、今からでも投薬すべきです』と今まで私が何人かの先生から言われた事とは全く違う見解を述べられました。

えっ?!全く想像してなかった答えが返ってきましたーー

今まで別の地に在住していた頃相談していた先生は『発作が1ヶ月に1〜2回以上、しかも重めの発作なら身体に負担がかかるから投薬した方が良い』との話でした。
理由は、以前にも触れましたが、てんかんの薬は種類によりますが副作用伴う可能性があり、肝臓に負担がかかることがあります。そして、飲み始めたら辞めれません。
“ごく軽度でも発作があるなら、投薬対象”という見解は初めてだったので、かなり驚きました。その後言われたことが、かかりつけをやめようと思ったことなのですが…。

肝臓に負担があることを心配してる旨を話すと、
『いや、もう老犬だしある程度、肝臓悪くなっても生活には支障ないし、(副作用の)治療対象になるほどじゃないから大丈夫だよ』
『他の子も飲んでるけど、今まで重篤な副作用出たことないし、薬なんて相性はやってみなきゃわからないこともあるからやった方が私はいいと思うよ』
『軽度でも発作は不安でしょ。1度でも起こさない方がいいから飲ませるべきだよ』
たしかに薬は飲ませてみなきゃわからない場合もあります。
でも、てんかんの薬は一度始めたら辞めれないお薬。特にもう少し詳しく状況確認する訳でもなく、判断材料がある訳でもないのに、簡単に始めてしまっていいの?と疑問が湧いてしまったのです。

横で聞いていた夫もあとから
『先生のあの言い方だと、“肝臓が悪くなるのは仕方ないけど、薬飲んでみようよ”って言い方だったよね』と驚いていました。
夫は、愛犬の治療などに関しても普段は熱心に先生の話は聞いていない人ですが(苦笑)、その夫も疑問を感じるほどの言い方、悪くいえば適当な、安易な説明に感じられたようです。
やっぱり私も副作用も出る可能性もあり、かつ一生続ける投薬治療の始め方として、もう少しきちんと治療方針を説明•確認してから始めるべき投薬なのではないかと、思うのです。

先生はそんな私の疑問を察したのか、
『だって、前に他の病院で薬の話聞いたのは、ずっと前の話なんでしょう?今はいい薬あるから、軽度の仔でも飲んでるよ』と言われました。
そこで、『老犬だから、身体の負担を考えて、やはり投薬が必要だという事ですか?』きくと、それは違うようでした。

うーん…。まだ龍馬は軽度です。この段階では、副作用のことや薬を一生続けるリスクのが高いような気がします。現にこの先生以外の先生はそう仰ってます。副作用や、薬を飲む事での身体へのリスクより、単純に発作は嫌だから飲もうという説明の仕方にも抵抗を覚えてしまいました。最終的には、色々聞いた私の質問が面倒に感じられたのか、その“良い薬”の名は教えてくださいませんでしたが…。

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 私がこうまで副作用とかにこだわるのは、何度かふれてますが、心臓の悪い先住犬がいました。
その当時、病院の選択を間違えてしまい、心臓の事をあまりわかってない先生のところで投薬をスタートさせてしまい、気づけばあっという間に末期にさせてしまった事があるからです。この時の場合は、逆に必要な薬が足りなかったのです。
そして正しい治療ができる病院がみつかり、飲ませてからも、心臓の薬を飲むことで起きる副作用にずっと悩まされていました。

今思うと、初期の段階で正しい治療や方針が得られたら彼はもう少し長生きできたのかなと今でも悔やまれます。
必要な検査処置を知らない先生で間違っていた診断と、その当時の進行状況ではもう効かない薬しか出されなかった投薬治療を始めた際も、『心臓の病気ってただ単に薬飲めば大丈夫なの?』と、疑問が私の中でありました。
でも、“先生がわからない訳ないだろうし、お任せしよう”と深く考えずに始めた事が大失敗でした。

後から知ったのは、専門外の治療はわかってない先生もいるという事。そういう先生が治療を始める場合、今回のような“とりあえずやってみよう”なパターンではないかなと思うのです。

しかし、今回の先生は下痢の際も丁寧に見てくれた先生。だからこそ、今回の話はとても残念でした…。インフォームドコンセントがあるようでなかったことに。
インフォームドコンセント。どこまでが必要な事なのか、こういう出来事があるたびに私はよくわからなくなってしまいます。
私が、こだわりが強すぎるだけなのかな…?
だけど、やっぱり信頼関係は大事な事だと思うので不信感が出てしまった以上、今回のドックの結果を聞いてからかかりつけは諦めようと思っています。

またかかりつけ探し、ふりだしに戻ってしまいました。

そういえば、この記事を書いていて思い出しました。こちらの先生は療養食に関しても『美味しくないから要らない』という独自の見解でした。
それって、治療以前の問題ですよね…。
難しい話はしないで治療方針を先生が進めてくれることを望む飼い主さんには合う先生なのかもしれません。決して対応が悪いとは思いませんでしたし。

難しいなぁ、病院さがし。この街にきてから行った病院には、過去記事にしましたが、診察が適当で去勢手術が下手な先生もいたし、ろっちゃんの脱毛で治療拒否した先生もいました。
そして今回の先生。これ、全て同じ県内の動物病院の出来事です。
地域的な問題もあるのかもしれません。もう少しまた考えてみようと思います。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

 

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