チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

犬は素晴らしい!〜働く犬について考える〜

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今回は強制給餌のことをーーと思いましたが、ちょっと脱線。我が仔の記録ではなく、犬について思う事を書きます。

 

犬という存在は、とかく素晴らしいと私は常々思っています。それは人間よりも、芯の強さみたいなものを垣間見たり、良い意味で驚かされる話を耳にすると、なおのこと感じます。

 

ここで自分の話をしますが、私は人間関係全般のことが、昔から得意でありません。特に集団生活が苦手で、沢山の人の中で生きるという事を苦痛に感じてしまったり、向いてないと思うことが、今までの人生の様々な場面で多くありました。

ただ、そんな私でも自信を持って関われる存在はわんこです。
犬は人間ように忖度したりしない。相手に裏表もなく、好きも嫌いもしっかり示してくれる。そして、飼い主への愛情は揺るがない。時折みせる強さ、たくましさ、健気さなどのその凄さ。
人間同士の色々な面倒なしがらみとは違い、あまり色々考えずに関係性を作れる事。その仔その仔に個性はあるけど、私は犬って凄いなぁ、ある意味とても尊敬できる存在でもあるのです。だから、生まれ変わったら私は犬がいいな、犬になりたいなとずっと前から思っていたりします。

 

そんな犬の魅力を溢れる素敵な話をいくつか書こうと思います。犬好きなら多く知られた話だと思うので、もし内容間違いがあるよと気づいた方がいましたらお気軽にご指摘くださいね。

【サーブの話】

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盲導犬サーブの話を知っていますか?
私は小さな頃に『がんばれ!盲導犬サーブ』『天国へ行ったサーブ』という本を買ってサーブのことをしりました。

がんばれ!盲導犬サーブ

がんばれ!盲導犬サーブ

 
続 盲導犬サーブ物語 天国へいったサーブ
 

 
サーブは今では珍しいかもしれない、ジャーマンシェパード盲導犬。今はシェパードは見た目的に恐い(=警察犬のイメージ)と感じる印象を与える為、盲導犬の多くがレトリバー系の犬種です。
私はサーブの話を読んで、盲導犬という存在がいるという事を初めて知りました。
目の不自由な方の目になって働く犬がいるがいる。それだけで、子供心に凄い!と夢中になって読みました。
読んだことない方はここからネタバレになりますのでご注意を。

 

サーブはある日、パートナーの飼い主さんと外出中に、車の事故に遭ってしまいます。
ここで私が驚いたのが、なんとサーブは迫り来る暴走車がご主人に迫った時、自らその車とご主人の間に入り、ご主人の盾になったというのですーー
その事故でサーブは前脚の片方を失いました。

子供心に衝撃でした。
犬は、飼い主の為にここまでするの?!と……
犬って、自分にどれだけのことが起きようとも、大好きなご主人を守る為に、たやすく行動できるんですよね…。サーブは盲導犬に関する法律まで変えてくれた、名犬です。
サーブを知ってから、盲導犬や働く犬たちのことをたくさん調べました。そこでも私は犬の凄さを思い知らされました。

盲導犬になれる素質】

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盲導犬育成の方が語られていた話ですが、盲導犬になる為に最終的に必要な要素はご存知でしょうか?人間の目になるお仕事ですから、簡単にどの仔でもなれる訳ではありません。
その必要なことが『人間の指示を効かないことができる仔』というのが大事な要素だと知りました。

人間もたまには間違えます。勘違いで誤った指示を出してしまうことがあります。それは赤信号なのに、ゴーと指示を出してしまったり。段差があることを気付かずに直進指示を出してしまったり。
その素質を持つ仔は、そんな時はその指示に従いません。進まず、違うよとご主人に気づかせてくれます。自分が進んだら、ご主人が危険な事態になると理解した上でNOが出せるのです。

私は一見、指示通り動ける犬が、盲導犬に向いているのではと、ずっと思っていたのですが、言われてみれば行ってはいけない場面を自分で判断できる能力。危機管理。人間も仕事をする上で大事なことですね。

だから、盲導犬はとても精神力や体力も使うお仕事。多くの盲導犬が10歳前後で引退。早い仔ではシニアに入ったら途端に老け込んでしまう仔も多いと聞きます。
余生は子供時代暮らしたパピーウォーカーさんだった方のお宅に再度引き取られたり、盲導犬の為の老犬ホームで暮らしたり。

人間の為に、全身全霊を捧げて尽くしてくれた仔たち。余生は、ゆっくりと犬らしく過ごしてほしい。そう思います。

お仕事中の盲導犬は、犬らしさはなく、お仕事モードなので、あまり感情を出すことはありません。
お仕事中の盲導犬に触りたいと近づく方もいるようですが、飼い主さんの目になっているその時は、そっと見守ってあげるのがベストな対応です。
盲導犬以外にも飼い主さんの代わりになって頑張るお仕事わんこはたくさんいます。
外国では、お子さんの発作や低血糖を知らせてくれる介助犬や、がんの匂いがわかる探知犬などもいるそうです。人間の為に本当にありがとう。いつもそう思います。

災害救助犬

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次に話す話もどこかで聞いたことある方も多くいらっしゃるのではないかと思いますがーー
災害救助犬の話です。

要救助者を捜索する際に、1番犬がストレスになること、それは見つけた人が亡くなっていた時なんだそうです……
東北の震災時も、災害救助犬が活躍したそうですが、あの時は開始段階で生存者より亡くなった方を見つけることが多かったようです。

犬たちは大好きな人間が見つけられた、嬉しいという気持ちで頑張って探しているのもあり、亡くなった人ばかり見つけてしまった仔はとてもショックを受け、中には病気になってしまう仔もいるんだそうです。

犬は悲しみが理解できないという話も聞きますが、私は犬はきちんとそういった感情も理解していると思っています。犬は人間以上に、人を想い、人間を愛してくれる生き物なんじゃないかなとーー

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 飼い主の為に頑張る犬たち。
飼い主でない人の為にも貢献してくれる犬たち。何より、仕事を持たずともその存在自体が私たちに笑顔と幸せをもたらしてくれる存在だと思います。

身体が小さくても大きくても、犬という生き物は魅力に溢れています。
今までチワワしか飼ったことがない私。実を言うと、ずっと憧れている、飼いたい犬はチワワではありません。本当のこと言えば、チワワのようなザ・愛玩犬ではなくて、シェパード系のわんこに1番萌えます。
大きい犬を飼いたいなぁとずっと思っていました。

でも、縁があって迎えた最初の愛犬がチワワでした。チワワは可愛いだけじゃなくて、ちょっぴり頑固ちゃんも多かったりする、この人だと決めた人には一途で魅力的な犬種です。
私は以来、チワワ一筋になってしまいました。アクセサリー感覚の犬でしょうと言われたこともありますが、そんなことはありません。警察犬になれたチワワだっているんですよ。

犬が頑張った話、凄い話を聞く度に勇気をもらい、自分も頑張らねばと思います。そして、そんな素晴らしい犬という存在と暮らせることがとても幸せなんだと気づかせてもらいますーー

 

 

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