チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

【血尿】龍馬、膀胱炎になる

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病院にいって経過がよくて、次は2ヶ月後なんて言っていた次の日、なんと龍馬が血尿が出てしまいました。
朝は何ともなかったし、尿量も出ていたのですが、昼になって急に頻尿みたいな仕草を始めて、もしや膀胱炎?!昨日病院に行ったばかりなのに…なんて思っていたら。その30分後くらいには、バッチリ血尿が出ました。

これには私も慌ててしまい、何より今日は私しかいない平日だったので、遠方のかかりつけにはいけません。そこで主治医に紹介して貰った近場の病院に行きました。

しかしこれは結果として、大失敗でした。
詳しくは先生が紹介して頂いた経緯もあるので書きませんが、全く診断できない先生で(苦笑)、龍馬が腎臓や心臓が良くない旨や検査結果や薬も持っていったのに、腎臓に良くない注射を私の許可も得ずに打たれてしまったのです(怒)。しかも、エコーも見れなかったようで、膀胱にポリープがあるとまで言い出す始末…。
始終こんな感じで困ってしまい、その帰りにかかりつけの病院に連絡して薬の確認をして貰うことにしました。

事情話すと、驚いたのか先生から直に連絡が来て、本当は注射もあまり良くなかったことを話してくれました。そして心配なので、言われたポリープの可能性も聞きましたが。膀胱のポリープ自体犬には珍しいこと、電話で聞いた限りの症状ではやはり、膀胱炎の可能性が高いということでした。
そして先程の病院でのこと、ご自分が名前出して行った結果の内容だったからか、謝ってくださいました。そして病院で再度エコーをしましょうとなりました。こちらの事情で先生に紹介して頂いたのに、なんだか私も申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、龍馬のことをとても心配して丁寧に電話で対応してくださったのは本当に安心したし、やはりこの先生に診て頂いてよかったなぁと感じる電話でした。

私も、龍馬は定期的に何年か一度膀胱炎の今までなって来ているので、経験上、今回の症状は問題ないと思っていましたが、ポリープといわれたのは流石に気になったので、最近行ったばかりでしたが、その週末に病院に再度行くことにしました。
腎結石もある龍馬ですが、これがもし尿道に行ったとしてもすごい痛みがあると聞いていたので、これも可能性は低いだろうと思っていましたが…

今回は六花も気になることがあったので、初めて六花もかかりつけに連れてきました。そこでようやく下痢になりやすい件が解決の道が見つかるのですが、これはまた別の記事にします。

病院に行くと、龍馬は週に2回も病院に来たことが嫌だったのか、病院につくなりてんかん発作を起こしてしまいました。
しかし、いつもの軽度のもので、むしろ生で先生に診てもらえるチャンスだなと思い、まだ診察時間始まる時間前だったのですが、看護師さんに龍馬をお願いしたのですが、発作をおこしてるのに、特に慌てもせずに私が伝えたからか、看護師さんのがびっくりして動揺させてしまったようで…(汗)

看護師さんが龍馬に慌ててる最中に、発作中はすぐに治まりました。先生に診て頂くのはできませんでした。残念。

ほかの患者さんにも病院に来たら、いきなり発作中の犬がいるみたいな状況だったので、びっくりさせてしまいました。皆さん、びっくりさせてごめんなさい…。
龍馬が外出中に発作になったのはもう5年以上なかったことなので、病院嫌だったんだろうなと思うと、龍馬にも可哀想な思いさせてしまいました…

こう考えると病気は早く治してあげたいけど、本犬のメンタルも考えてあげると、頻繁な通院も難しいですね。

さて、発作も治まるとすっかり元通りの龍馬なので、先生も心配していましたが診察台に乗るといつもの感じでした。先生も一安心といった様子で、胸の音など聴いて貰いました。特に心雑音にも変化なく、脈も正常ですねと言って頂けました。

そして膀胱炎の検査です。尿検査とエコーお願いしました。今回はポリープの疑いもあったので、採尿はカテーテルを使っての検査になりました。検査結果は白血球が少し増殖してるので、一時期炎症していたのかもしれないけど、菌の繁殖もみられず、出血等も治まっているとのことでした。

そして、尿検査の他の項目も異常なし。
今回尿カテにしたのは、ポリープや異物があれば、カテーテル自体中に入って行かなかったり、当たる感触があるのらしいのですが、龍馬はそれもなくスムーズに入れられたので、ポリープの可能性はほぼありませんと言って頂けました。そしてポリープだと、今回の症状以外の症状もみられるはずで、そこから考えても違うそうです。

事前のエコーでも、尿道に白く影のようになっている部分もなかったので、カテーテルも入ると先生も思っていたようです。

今回ついでに腎結石や腎嚢胞の状態もみていただくと、結石も嚢胞も大きさや数は変わらず、現状維持できているということでした。

ですが、念のため結石が尿道に落ちた可能性も質問してみました。

尿道自体とても細いので、少し大きくなるのは尿が腎臓から出ていく時だけで、それでも細いは細い状態なので、腎結石はそれより大きいものになるので、まず尿道に入って行くことはないとのことでした。

しかし、今後可能性もあるもので恐いのが、結石が尿管の入り口を塞いでしまい、尿道閉塞になることと先生は説明してくれました。
そうなると本犬も相当苦しく痛みも出るので、今回のようなどころの騒ぎではない反応になるそうです。尿道閉塞に関しては下記のリンクをご参照ください。

そして結石が血管を傷つけた場合はじゃんじゃんと出血するので、これも今回どころでないので、すぐに緊急事態だとわかりますとのことでした。そこからもわかるように今回は細菌感染性の膀胱炎との結論になりました。

尿道閉塞に関しては、可能性は低いにしても、今後もこれに関しては注意深くみていかないといけませんね。
加えて今回の検査で先生は、『腎臓内にある結石は、ほぼ”シュウ酸カルシウム結石”になると思います』とも仰っていました。結石は特に移動していたり、大きくもなっていないのも良かったです。

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今回のお薬は、治療中でも飲める抗生物質の薬をだして貰い、今後血尿や頻尿がなければ、飲みきりで当初話していた時期の来院で構わないとのことでした。そして、今後もこのような近場に行かなければならない緊急事態の時は、紹介状を書いてもらい、それを持参した上で対応していただこうと思っています。

ともあれ重度の症状でなくてよかった。余談ですが、結石の為に飲んでるウロアクトですが、飲んでいても細菌性の膀胱炎はなると言うことです。これは予防できないのね。むむー。

今龍馬は血尿もなく今までと変わらずに生活できています。次回は一緒に行ったろっちゃんの話です。

 

余談
今回の話に関して、犬の内臓の仕組みを知らないとわからない話も多そうで頭で整理するのが結構大変でした。そこで、たまたま本屋に行ったら気になっていた犬の書籍があったので今回購入しました

イラストでみる犬学 (KS農学専門書)

イラストでみる犬学 (KS農学専門書)

 

このシリーズは応急手当の本や、病気の本もあって私はそれも買っています。そちらもとても見やすくて、かつ詳しめで良かったです。今までは、通院時に病気の解説を聞くのに、先生は病気については0の知識でもわかるように詳しく話してくれるので、病気の知識よりもそもそも犬の内臓に関しての構造とか身体についてを理解してないとわかりづらい話も多くて(汗)。そんなことが載っている本を探していたので、これはまさにうってつけの内容が書かれていました。
イラストで書いてもあるので、とても内臓の仕組みや犬の身体の仕組みがわかりやすいです。他にも犬についてのあらゆることが書かれているので、見ているだけでも飼い主には勉強になることたくさんある本でした。ちょっと高い本なのですが、先生と突っ込んだ病気の話ししてる方には役に立つかもしれません。

 

 

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