チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

【偏食】【腎臓食】大苦戦中の療法食。

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はじめに〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥
・僧帽弁閉鎖不全
・クッシング症候群
・門脈低形成による肝臓の萎縮
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍
てんかん

 

今すごーく療法食と闘っています。

というか、ご飯そのものの時間が私にとって悩みのタネとなっていました。

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龍馬、以前はあれほどご飯を楽しみにしていて、あげたご飯は数分でペロリ。

サプリも難なくこなすお爺さんでしたが、今は自力で食べることは全くしない。

薬やサプリはウェットフードに混ぜてだんごにしなければ食べない。水に至っては自力摂水はやめてしまいました……

 

元々嫌いなご飯に関しては超がつくほど食べなかった龍馬さん。

今までの犬猫自然食本舗さんのグリーンプラスはそんな龍馬が規定量長期間飽きずに、きちんと食べたり飲んだりするキセキのご飯だったわけですが…

今はなるたけ療法食をと、病院でも指示が出ているので一時期完全に辞めていました。そこからが酷かった。

 

【腎臓ドライフード】

●ドクターズダイエットのキドニーケア

→食べたけど速攻で下痢。そして数日で飽きる。

ナチュラルハーベストのキドニア

→味が嫌い。全く食べない

フォルツァディエチ

→1ヶ月は食べてましたが、病院から帰宅後一切受け付けず

●スペシフィック

→買ったものの、フードが油がたくさんなのに私がびっくり。油でベタベタしてる系のフードは私が龍馬に与えたくなかったので与えず。

【腎臓ウェット】

☆今も食べてる

●ロイヤルカナン

●サイエンスダイエット

●アニモンダ

★嫌い

フォルツァディエチのウェット

こんな感じです。

 

他にも色々検討したフードあったけれど、あまりにもフードジプシーになり過ぎているので先生に相談すると

『また前の食べたくなる時が来るかもしれないからこれ以上買わなくて大丈夫ですよ。大変ですし。』と言われました。最悪は一般食でサプリで栄養バランスを取りましょうと提案いただきました。

 

でもね。

多分龍馬にまたはないのです(笑)

飼い主は長年彼といてそんな予感がバリバリしていました。

そして日を追うごとにご飯の時間が長く、遊び食い始めたり、すぐプイっとどこかにいったり。

病院に行き帰ると、更にそれは悪化していきます。

 

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そのうち、3食のうちにまともに一回も食べてくれなくなり、腎臓ドライが混じったご飯は完全に食べなくなりました。

それ以前にドライは腎臓食のみでは食べなくなっていたので、改めてグリーンプラスの成分を確認。

グリーンプラスはいくつか肉の種類選べるのですが、中でもマトンが1番腎臓食のコに良さげな成分だったので、先生に相談して許可いただき、再開しました。

 

犬猫自然食本舗さんは全成分開示してくださる会社さんなので、不安なく先生に成分相談できたのも良かったです。

調べるとグリーンプラスのマトンは(一部抜粋)(100グラムあたり)

●粗蛋白18.7%以上

●脂肪 2.7%以上

●カルシウム 674.6mg以上

マグネシウム 45.3mg以上

●リン 167.9mg以上

●塩分 21.1mg以上

●カロリー 373kcal

でした。

 

脂肪分が少ないのも、龍馬は胆泥治療中のため気にしているので、低いということは良かったです。

それに、アニモンダのインテグラプロクトの腎ケア(ウェット)を混ぜて1日2回食べるようになりました。

しかし、器からは絶対食べず、私の手か地面に落ちたものオンリーでお掃除天国ではあるのですが(泣)

 

次回この食事で数値悪化するようであればサプリを追加しようと思っています。

 

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水は…はじめのうちはシリンジで飲ませていましたが、とても嫌がり可哀想なので、飼い主が折れて、あまり成分のこと考えたら与えたくはなかったのですが、犬猫用のミルクの低脂肪を1/3程度混ぜると飲んでくれる為こちらに今は落ち着いています。

 

2回にしてからは規定量のご飯も食べるようになったので、あとはまた病院行くたびに恐怖からご飯嫌がることがありませんようにと祈るばかりです。

 

また経過は記録していきます。

 

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次話 

 

 

【病院探し】望む治療とは?〜病院を探し続けて、思った今の気持ち〜

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今、龍馬は様々な病気が見つかり治療を始めています。

前回何度か正しい治療や診断を行える病院を探した出来事を記事にしましたが、それは確定診断や望む治療だったのかと、最近の出来事から考えてみよう思った機会がいくつかあり、思ったことなど記事に書いて見ようと思います。

私が望む治療とはなんだったのか

・現状での悪い箇所を全て把握、確認したかった。その診断ができる病院に通いたい。
・そしてその治療や経過観察をしてほしい。
・治療などに関する相談が気軽にできること。

これが病院探している上で、重要視していた点でした。
その希望を見事に叶えてくれたのが、今龍馬が通っている病院です。

龍馬の診断

〈心臓〉
●僧帽弁閉鎖不全
(エコーにて逆流がみられる、心雑音から)エコーや検査から導きだされた結論です。
心臓に関しては完治を目指すなら外科手術。(但し別箇所から逆流が再発する可能性もある)
〈腎臓〉
●エコーにて腎結石らしきものがみえる。
●腎嚢胞とみられるものがエコーにより左右にある。以上のことから腎臓食治療開始。
〈副腎〉
副腎はレントゲンによる変形箇所あり。ホルモンの出方みる検査から多少高値が見られるため、クッシング症候群と診断。
〈肝臓〉
●肝臓の大きさが通常の半分しかない。当初は門脈シャントを疑われたが、それはないということ。肝臓の検査や、エコーやレントゲンから導き出された結論が門脈低形成である。
●肝臓もサプリメントによる治療開始。クッシング症候群は検査にて経過観察も。
肝臓などは確定的な診断を得るにはCTや、生検になるということでした。
〈胆のう〉
●胆のうにはエコーにより、胆泥あり。ウルソにより治療開始。
これも門脈低形成の影響の可能性。腎結石なども門脈低形成起因の可能性も考えられる。


 確定的な診断と治療を望むならこれらのことをするべきですが、ほぼ今までの検査などで病気の診断は可能なので、老犬の龍馬にそこまで望みますか?と聞かれた際に、私の結論はNOでした。
生検は肝臓の細胞を一部切り取る検査です。
CT は、どこでもできる検査ではない上に、ほとんどの設置施設では全身麻酔した上での検査です。(一部機械の性能や、施設により局部麻酔可能な病院もあるようです。)
心臓は費用と治療的にあまり現状的ではなく、手術可能な病院は極限られています。

この様な身体に負担がかかる諸々の検査、手術してまで、確定診断や完治目指す治療欲しいかというと、それは当初から希望していませんでした。ただ、龍馬が今どの様な状態で、治療が必要なのか、今できる範囲での治療をしてほしい(=似ていますが、100%な確定的ものがほしいとは違う)というのが望みでした。

現在の龍馬の先生は、知識や勉強を熱心にされており、わかりやすくかつ丁寧に説明してくださいました。あらゆる検査で、今の龍馬の状態も確認し、診断を下さってます。
治療自体も知識がおありなので、今必要な治療と先の見通しも相談できますし、そして、私の多くの疑問にも丁寧に答えてくださっています。

以上のことから“100%の確定診断ではないから不安”という事はありません。先生に安心してお任せしよう、今の龍馬がどんな状態なのか理解できたということが、私の希望していた、現状的な治療だからです。
それに、考えてみればそもそも病院で診断を貰う際に、人間も100%確定診断です、なんてことはないですよね。

さて、ここでとある出来事が最近ありました。
この話は、記載許可は特に頂いてないので、箇条書きに要点をお話します。

【成犬期の小型犬の話】
●数ヶ月前より、血液検査でALPなど肝臓に関わる数値で高値が出ていた。

●肝臓にも萎縮あると認められた様で、龍馬と同じく、門脈シャントを疑われるが、結論は出せておらず。
●投薬治療すると、高値のままではあるが1番の高値からは半分程度下がった。

●しかし原因特定できていないからか、何故か療法食等の食事療法は勧められなかった。

●その為飼い主の自己判断にて、口コミ参考にして肝臓療法食からみれば、真逆の与えてはいけない成分のフードにしてしまい、更に高値の結果が出でる。

●その後何回かの血液検査にて数値を経過観察、肝臓に関する外部検査をしたが、ここまでも結論は出ず。確定診断希望するならとCTや生検しかないと言われる。

〈龍馬の診断とは違う点〉
●肝臓に関する検査が外部検査しかない模様。→結果が出るまで時間を要している。
●病状の説明はあったようですが、患者側が理解できなかったのか、説明がなかったのかはわかりませんが、殆ど病状を把握できていない。
●かつ、食事療法や普段の食事に関して説明がなかったので投薬治療しても、また高値に戻ってしまい、治療自体成功していない様に思われる。

諸々の検査をしている点は同じなのですが、龍馬より長い期間を検査に要していますが、結論は出ていません。
途中治療などの説明もあったと思われますが、診断が最終的にはCT等や生検でないと診断自体出来ないといった様な流れになってしまっています。中々その病院だけで、診断と治療は難しい様でした。

それでもこのケースの飼い主さんは治療は、今まで通っていたし、この病院でお願いしたいとのことでした。長期間結論がでず、治療自体成功していない様に思えるこのケースも、患者側が望む治療として成立はしているのです。
特にペットの場合、どんな治療を受けたいか、どんな病院にかかりたいかは飼い主次第です。
選択次第で病気が改善しない、悪化させてしまうケースもあるかもしれません。しかし、だからといって全否定するのも、違う様な気がします。

正しい治療、望む治療とはなんだろう?
この話は、インフォームドコンセントとはなんだろうと私の中でとても考えさせられる出来事でした。

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 なかなか治らないなら病院を変えてみる。それが簡単にはできないと思っている方も多くいるかもしれません。
しかし、私自身病院探しをいくつかしましたが、今の先生は私が初めて来院した際に経緯を1から10まで話さずとも必要な検査はしてくださいましたし、嫌な顔一つせず聞いてくれました。
中には嫌な顔や面倒くさがる病院もありました。私はそれ自体選ぶべき病院ではないのかなと今となっては思います。

何度か病院選びの記事でも触れていますが、ペットは言葉が話せないので自分が例えどんなに苦しくても伝えられません。飼い主が代わりに伝えてあげなくてはいけません。
最低限の普段の愛犬の様子を伝える、中々病気が治してもらえなかった場合は病院を変えてその経緯を伝える勇気はあった方が良いのかなと思います。

途中で諦めずにいたら、どんな結果になろうとも道はある、そう思います。疑問に思い病院変えることがいけないことでも、何件か続いたとしても、それは飼い主としてダメでも全く無いと思います。途中悩むことも挫折しそうになることもあるかもしれません。
私もそうでした。だけど、諦めなくて良かったなと今は強く言えますーー

偉そうに色々書いてしまいましたが、望む治療とは?と改めて考えたのと、せっかく病院に通うなら、自分が不安にならない通院が良いですねと伝えたかった回でした。

 

 

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犬の保険に加入してみた。

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みなさん、犬の保険には入ってらっしゃいますか?
私今まで龍馬も、先代の犬も保険には入ってませんでした。龍馬と暮らし始めた当時は入ってる人も珍しくて、口コミみると『割高』や『損する』的なものが多く、会社自体もそんなにありませんでした。
事実、龍馬自体そんなに今まで大病はしてないので必要性を感じていなかったので特に考えていませんでした。

でも。今回龍馬が闘病が始まって、病院に行く回数が増えて、改めて保険必要なんじゃないないの?と思って、2歳の六花が加入した話です。(というか、14歳の龍馬が入れる保険はほぼない。あっても超高い…)
ろっちゃんは元々うちに来てから楽天のペット保険の手術のみ保険が使えるプランに加入していました。

今まで加入していた楽天
【メリット】
●手術に特化してるので、ある程度大きな手術になっても保険使えそう
・保障割合 80パーセント
1回につき 50万まで、年2回まで請求可能
コスパ考えると、手術型があるどの保険会社より月々の費用が安い。チワワ2歳だと580円でした。
【デメリット】
●しょっちゅう会社名が変わってるイメージのある会社(支払い能力が不安)
●コールセンターの対応がイマイチでした。

●あと支払いカード払いですが、保険請求や解約時、カード名義人以外の人からの申請は受け付け不可と言われました。仮に夫が名義人のカードしかない家庭の場合、妻が請求したい際はかなり面倒くさくなります。(他社では名義人以外の家族からの請求手続きは受付可能という会社が殆どなのに。)

でも、龍馬のように病気が見つかったら、通院でも費用かかるかなと思って、保険会社を乗り換えることにしました。 そこで候補になったのが、3社。 
加入候補
〈窓口請求が可能な点で選んだ〉
●アニコム・アイペット
コスパの割には保障内容手厚め〉 ●ペットアンドファミリー
※アイペットは、病気を疑って検査して、もしも病気と診断されなくても利用した検査の請求が可能と聞いて、とても魅力的なのですが、窓口請求できる病院が地方だと少ないとわかり、断念しました。

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〈実際申し込みした会社〉
[保障内容の違い]
アニコムは回数制限と一回あたりの手術などは金額が設定してあります。P&Fは一回あたりの免責金額はあるものの、回数制限や範囲内でな金額制限ありません。手術も上限金額設定はないので、年間保障額内であれば一度の高額手術でも使えます。
ただし、トータルでの保障金額はアニコムのが大きいです。
大きな手術等での費用負担が怖い、ちょこちょこ少額で長期にわたる通院を想定したい場合は、回数制限と金額制限あると不便かもしれませんね。

①P&F
●保険料の割には保障内容が手厚めなので申し込みました。
●加入時通院歴がある場合は、書類申し込みのみ。時間かかる。
●加入時の対応や質問にも気軽には答えてくれる雰囲気はありませんでした。
●書面申し込みだったからか、加入から審査結果まで1カ月前後かかった上に、申し込み書類に不備があったので書き直しが必要でした。
かなりの箇所の訂正が必要でしたが、予備の書き直し分もついてなかったので、すでに色々な記入がされ、書き直しにくくなった書類だけ送り返されたのは不親切に感じました。
●結果は、過去半年間に数回の病院通院歴があるということで加入自体不可でした。
●健康体じゃないと加入自体難しいのかも…逆に健康な仔がそれなりの保障求めているなら良いのかもしれません。

②アニコム
●コールセンターの対応がとても親切で、六花の名前を褒めてくださったり、加入審査が心配な事を話したら事前に色々と確認してくれました。
●通院歴ある申し込みでもネット申し込み可能。仮審査で加入できるか教えて頂ける仕組みで、申し込み翌日には結果貰えました。
●結果きても加入検討期間を1週間程度猶予くれるので、他を検討していたりする場合は有り難いシステムだと思いました。
●加入前にうちは条件つきになりましたが、何が条件なのか詳しく案内してくださり、仮にもしこれから半年間通院しない状態で加入したら条件なしになる可能性もあるが、更に通院した場合リスキーになる事もある事など教えて頂けました。1年後に見直し審査あるので条件外れる事もあるそうです。
●オプションサービスも充実。
●ただサービスや保険使わなかった場合、金額もそれなりですし、保障も回数制限や金額制限ありますから、年齢重ねた加入であればあるほど割高感は否めないかもしれません。
●六花も通院回数が翌年少なくなったら別保険加入検討する…かも?

審査結果は、六花は昨年脱毛したり、直近でおむつかぶれなどあったことから、皮膚疾患のみ保障外になる条件で加入できました。保障外になるケースも、コールセンターで色々確認してくれたので、納得した上で加入できました。保障割合も最初なので7割保障してくれる高いプランから。
最初に月料金低い5割の方ににはいると、今後保険利用機会あった際に、7割にあげれなくなる時あるかもしれないので、保障割合は高い方から低い方に変えるなら容易にできますからと説明頂き、7割に決めました。

【まとめ】
病院に行った経歴がある状態で加入する場合は、月料金が安いタイプの保険会社は加入難しいのかもしれません。そして、これはあくまで調べた限りの話になりますが、ペット保険には会社が2種類あり、
①アニコムなどは損害保険
②少額短期保険
になり、②の方が月料金は安くなりますが、私のように加入自体できなかったケースや、保険請求を希望する場合どうしても支払ってもらえなかった、更新できなかったなどのケースが多いようです。 
アニコムさんは、『加入後見つかった疾患は上限回数利用しても、更新断る事も基本的にはありません』と言ってました。
入ったあとの病気で使えなかったという心配は基本的にはなさそうです。

損害保険でもアニコムより月額が安い保険会社もあります。そう言った会社にも問い合わせしましたが、保障や更新の質問には、そこまで言ってくれなかったので、損害保険ならどこでも安心とは言えなそうです。

アニコムはペット保険最大手で、多くの人が選んでる保険だからこその保障の安心が違うのかもしれません。保険に入ったけど、結局使えなかったなんてケースが心配な方はやっぱり割高ですが、大手のがおススメだと感じました。あと会社として倒産したりしないかなどの不安もなさそうです。

ペット保険、使わない時は金額払ってるだけなので、必要ないと感じてしまいがちですが、龍馬のようにたくさんの病気が新たに見つかった際にはありがたいとわかるものですね。

 

 

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【ペット用サプリ】サプリメントはスゴいけど、注意も必要。

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以前に膀胱炎に龍馬がなった記事書きました。
そして今現在、その記事は掲載やめる事にしました。
サプリって私は今まで口コミなど参考にして、良いと思うものは色々試してみました。もちろん効果がとてもあったり、よかったもの、たくさんありました。
けど、使い方によってはよかれと思ったことが愛犬に逆効果を生むことになるとわかりました。

その記事で書いた、繰り返しやすかった膀胱炎の予防に使っていた『おしっこすいすい』というサプリ。龍馬は、飲み始めてから尿回数が少なかったのがきちんと出るようになったし、膀胱炎予防にはなってくれてはいたと思います。

だけど、龍馬が腎臓に結石あると言われてから買った犬の栄養学という本に、気になる文章を見つけたのです。

尿結石にはいくつか種類があります。
〈ストルバイト結石〉
この結石は、尿がアルカリ性になる事で起きる結石。療法食などで結石を小さくする治療が可能です。
〈シュウ酸カルシウム〉
ストルバイトとは真逆の尿が酸性になる事で起きる結石。老犬などには比較的よく見られる様です。基本的にこちらの結石は小さくしたりが難しいので、これ以上大きくしない、もしくは大きい場合は外科手術です。療法食も結石予防と謳っているものでも、ストルバイト用を使うと逆効果になるので、注意が必要です。
そして、結石予防サプリなどでよく使われるビタミンCやクランベリーは、ストルバイトには効果ありますが、シュウ酸は酸性化してるのに、更にクランベリーなどで酸性化促してしまうので逆効果です。

私はこの本を読むまで結石のこと、わかっている様で理解してませんでした。
“もしかして、龍馬の腎結石は、私がサプリをあげ続けていたせい??”と気づいたのです。もうわかったその日から、『おしっこすいすい』は辞めました。そして、この前の正しい診断を貰えた病院で『結石はおそらくだが、シュウ酸カルシウムの可能性が高い』と話されました。
そこで、この前に本で見た事と『おしっこすいすい』の話を先生にしました。
『はっきり断言はできないけれど、結石はそれが原因とも言えなくもないです。飼い主さんが良かれと思ってあげているサプリの中には、薬ではないけれど、こういった反作用してしまうものもあります。だから、必ず病院に聞いてから、使って欲しいです。』
全てのサプリがそうだとは言えないそうですが、一部の製品は投薬や他の病気があった際に悪影響与えてしまう場合もあるので、使い方は注意してほしいとの話でした。

今まで行った病院でも、サプリの相談はしてましたが、どこでも“効果が立証されてないからやらなくてもいい”程度の話はされましたが、まさか、逆効果になっていたかもなんてーー
改めて、インフォームドコンセントが何故大事なのか、サプリといえどもきちんと相談してから使うものなのだというのを思い知りました。
と、考えるとやっぱりきちんと説明や患者側の話を聞いてくれない先生や病院は、うーん…なのかもしれません。

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今回見つかった龍馬の症状の1つ、腎臓関係もサプリで様々な製品があります。使う事自体悪くはないし、進行を緩やかにできるものも。
だけど、今回失敗したからこそわかりましたが、一度先生に話して、許可をもらって使うべきものが多そうだなと思いました。
まずは焦らずに1つ1つ先生に確認してから、おススメとされている製品も使っていこうと決めました。

例えばうちの龍馬は、腎臓以外に肝臓関係も悪いのですが、腎臓で良いと言われてるものにオイル系の製品があったりします。肝臓には簡単に言えば、脂肪分が良くないので、オイルが肝臓に負担を与えてしまう可能性もあるのです。

(療法食も腎臓は低タンパク、高脂肪の製品が多いですが、肝臓は逆に低脂肪が推奨されてます。内容が真逆だったりします。)

しかし、病院でもこういった説明がなく、悪化させてしまっていたケースもあるようです…。

サプリは、免疫力アップしたり、お世話になってるものもたくさんあるので、サプリ自体は私は必要だと思っています。我が家のもう1匹、六花は現に、キューテックで下痢が改善しましたし、原因不明の脱毛は治りました。なので今後も記事にはします。

けど、基本的には安易に始めずに先生に確認取る事が大事。そして、病院で治療相談ができない、病気がわからないと言われた様なケースで使いたい場合は、難しい判断になりますが、自己責任という事を理解しなければいけないなぁと改めて思いました。
サプリは、正しい使い方すれば、病気を改善、助けてくれるスゴいものですからーー

最後に。
以前の記事みて、“おしっこすいすいを使おうかな”と思った方が、もしいたらお詫び申し上げます。申し訳ありません。製品自体は決して悪くなくて、使って良いのは結石の種類によると訂正します。
けれど、特に色々な病を抱えてるわんちゃんは、使い方や始め方を注意して始めてくださいね。(以前の記事で紹介した製品は、使い方は注意してほしい旨、追記しておきます。)
私の反省と注意のために記事にしました。

にしても…製品自体にもこういうわかりやすい注意書きはなんで書いてないのかな??療法食とかも(〇〇の場合は逆効果的な)。
単に私が見落としていただけなのかもしれませんが(苦笑)

 

 

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【病院探し】病院を探すこと。〜やっぱり納得いく病院選びって大事〜

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今まで私はこのブログで何回か、動物病院探しについて書いてきました。
いま、うちの龍馬が新たな病状がわかり、動物病院選びが大事な事だなぁと、本当に思い知ったので今回も記事にします。

病院に色々行って感じたのが、単純に“良い病院、悪い病院”とだけで、くくるのはすこし違うのかなと思います。
まずは病院との相性も、病院選びの第一歩な気がしました。病院に限らず、人対人、ウマが合う合わないは少なくともあると思います。
これは以前にも記事にしましたが、話しやすい、相談がしやすい病院が、自分の愛犬を任せ、診て頂くにあたって必要なことの1つだと感じました。

仮に、疑問などがあっても質問したり聞くことができない、電話問い合わせしてもきちんと対応してくれないなどある場合。特に、闘病が長期にわたる疾患が見つかった際などは、気軽に話すことができないというのは、それだけで闘病中の悩みが増えてしまいます。
そういった飼い主側の精神的な負担を考える上でも、話しやすい病院、相談できる病院というのが第一だと思いました。

次にこれが、病院選びの最大の節目というか、大事な点だと思うのですがーー

病気の診断が正しくできているかどうかという点。

しかし、飼い主側も医学知識がある訳ではないので、間違ってるかどうかわかるのも中々容易なことではありません。
なので、まずは
●きちんと病気について説明があるか。
●治療方針など説明してくれて、飼い主自身が安心して任せようと思えるか
が、大切だと思います。

かつ、自分の愛犬が病気かな?と感じたら最低限の病気の知識を調べてみるというのも、もしも診断が誤っていた際に早期に気づけるのかなと思います。

これも以前触れましたが、治療方針など説明なく、『薬出しとくね』というだけで終わってしまうという対応も、今まで行った病院のなかにはありました。検査や診察中に、おや?と思う様な結果がでて、大丈夫か質問しても、『このくらいは気にしなくてよい』と、特に説明もなく簡単に片付けられてしまった時は、後日、必要な治療がされていなかった、治らなかったという場合が多かったです。
そういったケースは今思うと、あまり“治療自体熱心に対応してないな”と感じることが多かった様に思います。

龍馬の病院選びは、対応がおかしいから違う病院に行こうというのが始まりでしたが、最終的に様々な病気がわかって、そもそも病気の診断自体間違えられていたということもわかりました。最終的に正しい診断を貰えたのは、先生が色々と勉強をされていて、“様々な病気の知識がある”ということがポイントだった様におもいます。それをわかりやすく患者側に説明してくれたことも、これは本当に安心してお任せできるなと感じた点でした。

今まで何度か話していますが、基本的な対応がよく、インフォームドコンセントができる病院というのが、治療にあたっても親身に、かつ正しい診断をしてくれる場合が多いのかなと思います。
先生が勉強されていると、新しい治療方法や薬がうまく効かない時なども違う方法を提案して貰えますし、治療方法もわかってらっしゃるので無駄な検査や治療がないので、費用面でも負担が軽減されます。

そして病気のなかには、薬出して終わりではないケースもあります。サプリメントの補助が必要だったり、療法食が必要な場合もあります。飼い主が愛犬を心配して、サプリを使いたい時もあります。そういったことも気軽に相談できると、長い闘病生活になるあたって、飼い主側は不安なく病気に向き合えるのかなと思います。
そういった親身な正しい治療ができれば、いつまで経っても改善しないということは基本ないと思いますし、今回の龍馬の様に治る病気ではない場合も、完治にはなりませんが、進行を緩やかにできると思います。

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 龍馬はエコーすると、明らかに通常の大きさと形ではない臓器がありました。今回診断を正しくしてくださった先生は診察の早い段階で気づき、レントゲン等詳しく確認したいと提案してくださり病気を発見してくれました。
今まで行った病院の何件かで、健診として全身のレントゲンも撮ったのに、そこでは言われずに見落とされているとわかりました。

心臓も雑音がでているのに、詳しい検査をする前に『年齢だから』で片付けられてしまったり、中には雑音すらないといった病院もありました。結果、やはり初期ですが心臓に疾患がありました。
正しい診断くださった先生は、『心臓は雑音があるなら、心エコーや心電図みないと正しい診断ができないんだよ』と仰ってました。今までの病院はどうして検査もせずに、“雑音あるけど、大丈夫”と言えたのか、よくわかりません…

これらのことは、知識がなかったからか、詳しく診てなかったかは今もわかりませんが、あのままその病院に通い続けていたら、龍馬はどんどん色々な病気が進行して手遅れになっていたかもしれないと思うとゾッとします。

病院は、あまり考えずに通ってる方も多いと思います。
でも、少しでも疑問や病気を相談したいのに中々話せないなど悩みある方は、セカンドオピニオンを検討することも大事だと思います。今回、納得のいく治療を受けるために病院を探すことや、セカンドオピニオンすることで、新たな病気の発見できるとわかったからです。

そして、最低限、愛犬が中々良くならないや症状がでていると気付いたら、自分自身で調べてみるということも大事なことだと思いました。あとは、病気によってはその病気が診られる、得意な先生もいうのもいらっしゃいます。専門的な大学病院や総合的な大きな病院を紹介してもらうというのも一つかと思います。

が、私の様に地方住まいだと中々近場にないかもしれません。
けれど、諦めずにネットを探してみたら、県単位に範囲を広げると評判の良かったり、様々な病気も診れるような病院があるとわかりました。そういった情報もとに、口コミなども参考にしながら選んでみてもいいのかもしれませんね。あとは知り合いや友人のペットが病気を治してもらえたなどの体験談のある病院。ネットの口コミも参考になりますが、身近なリアルな体験談はやっぱり信憑性ありますよね。

病院選びって大変ですが、本当に希望してる様な病院に巡り会えたとき、それだけでも闘病の道が明るくなった様な気がしますーー

 

 

 

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■病院選びシリーズの記事の紹介です

 

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【皮膚】【かぶれ】皮膚炎〜ただのオムツかぶれ、でも侮れない〜

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先日病院選びのことで記事にもしましたが、昨年末よりろっちゃんがオムツかぶれで通院していました。
何度か記述しているように、我が家は龍馬がマーキング癖があり、ろっちゃんも長いペットショップ生活で全くトイレのしつけはできておらず、足上げもあるので、日頃なかなかマナーウェアなしの生活は難しいです。

マナーウェアは龍馬が昔、マナーバンドだと膀胱炎繰り返したり、包皮炎になったりがなくなったの画期的な製品でありましたが、六花にはマナーウェアの下のギャザーの部分が当たると赤くなりやすく、皮膚が弱めなろっちゃんには相性があまり良くないなとは思っていました。

ある日。
丁度排尿部横辺りがかさぶたっぽくなってるなと気づきましたが、いつも通り、オムツかぶれに使っていたポリベビーを使って対処しました。今までオムツかぶれには、人間の赤ちゃん用オムツかぶれに使うポリベビーがよく効いてくれてました。この製品は赤ちゃんにも使えるくらいなので、抗生物質ステロイド系でもないので安心して使っていました。 

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でも、今回は治らないし、マナーウェアが被る部分全体的に赤みがでてきました。その為病院に連れて行くことに。

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初めに行った病院では、やはりただのオムツかぶれということでステロイドが出されました。使用期間も治るまで使ってくださいと。
が。一向に治る気配がないどころか、塗ってしばらくしても皮膚の赤みは増すばかりでした。
使ってから1週間以上経過していたので、ステロイドというのもあり、副作用や、ネットで調べると“ステロイドは誤った使い方すると皮膚が薄くなってしまう”なんてことが書いてあったので、さすがに心配になり病院に現状を伝え連絡しましたが、次回通院できる時まで使っていて構わないとのこと。
指示に従い、次回まで使用したの約10日から2週間近く。

次に行くと、これも先日の記事通りですが、『オムツ外せば治る』とあまり、皮膚が今までよりもっと赤い事にも特に注目される事もなくまたステロイドが出されたのでした。今回も治るまで使っていいよ、と。
それも使って1週間。だんだん赤み以外に皮膚が角質化していき、赤みはただれの様になって来てしまいましたーー
これはさすがに普通の状態ではない。私は、セカンドオピニオンを求め、次の病院へ行ったのでした。

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そこの病院では、ステロイドの安易な長期使用はダメだという事、そのせいで皮膚も薄くなり中の毛細血管も切れてしまってる部分もあると告げられました。やっぱり、私が思った通りでした。
そこからは抗生剤の注射を2種類、漢方とステロイドではない外用薬が出されました。
マナーウェアは使ってはいけないし、できれば外して生活することと指示が出ました。でも、やっぱり中々外して生活することは実質できない。
その為、先生から人間用の尿漏れシートのがかぶれないからそれを使う様に言われました。百均でマナーバンドが売ってることも思い出し、早速病院の帰りにその2つを買いました。

 

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 ツイッターでも、犬友さんにも同じくオムツシートを勧めて頂いて、尚心強かったです。それがこちら。赤ちゃん用のピジョンの吸収ライナー。こちらのがコスパ的に安かったので、次回からこちらを継続購入予定。 

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使って数日程度は赤みは若干は引いたかな?程度で、おしっこすると赤みが戻ってしまうの繰り返しといった感じで、かなりこまめに汚れたらシート交換。マナーバンドもきつく締めない様に気をつけて使用していきました。シート交換する度に外用薬は塗っていいとの指示も頂いていたので、使用。

1週間程度経つと赤みは発疹程度に収まり、皮膚が角質化してる部分もだんだんふやけて?きました。

そして。患部の確認の為、病院に再来院すると、良くなってきたね、と言われて一安心。けれど、完治とは言われなかったからか、抗生剤の注射ともう1週間分の漢方追加されました。

翌日には赤みもよくなってきて、角質化してしまった部分は綺麗にかさぶたのように剥がれ、以前の綺麗な肌に戻ってくれました。

現在、病院を選び直してから、2週間近く経ちました。赤みは復活することもなく、今まで通りの使い方で吸収ライナーを使用しても、赤くならずに治ってくれました。

【まとめ】
●おむつかぶれに、ステロイド系の塗り薬の安易な長期利用はダメ。
●おむつかぶれ対策に、よくネットで口コミされている、白色ワセリンや赤ちゃん用のシッカロールも試してみましたが、全く効果なかった上に、ステロイド使っていたせいもあり、かなり悪化させてしまった可能性ありなので、安易に使わない方が良いかもしれません。
ステロイドも副作用出ない正しい使い方知ってる先生で、飼い主にも使い方を指導しながら治療にあたる先生なら決して悪い薬だとは思いません。
●軽度のおむつかぶれには赤ちゃん用ポリベビーが良かったです。(人間用なので、使用はあくまで自己責任になりますが…)
●犬のマナーウェアやオムツのギャザーは、蒸れたり、肌を刺激してしまう事があるので、赤みがなかなかよくなりませんでした。
そういう仔には、マナーウェアより、人間用の尿漏れ、もしくは赤ちゃん用のおしっこ吸収ライナー使用すると蒸れやギャザー系の肌の刺激が軽減するかもしれません。
●病院での薬は、ステロイド以外の外用薬がよいのかもしれませんとは書きましたが具体的な薬、内容は治療内容に当たる為、控えさせて頂きます。
常用すると悪化したり副作用出やすいステロイド系のお薬は安易な使用は、ダメ!と言えますが、じゃあ何が良いの?は、先生と相談して頂くのが1番かと思います。(教えてくれない、相談ができない先生ならセカンドオピニオンなんかも検討して良いのかもしれません。あとは出された薬名わかるならネット検索するとどんな薬か出てくる場合あるので探してみてください)

六花は、漢方、ステロイドでない塗り薬と、抗生剤の注射で改善しました。
●マナーウェアは相変わらず龍馬は愛用中です。皮膚弱い仔でなければ画期的製品なのは間違いないですし、包皮炎繰り返していた龍馬には、初めて知った時は本当に神様、仏様な製品でした。

以上です。マナーウェア系を日頃、常用してる方も結構いらっしゃると思うので、お役に立てたら幸いです。
なお、うちは男の子犬なので、女の子はまた事情が違うかもしれませんので、その点はご了承ください。

【2019年5月追記】
このおむつかぶれ、亜鉛華軟膏という製品使えばすぐに改善することが分かりました。このときの苦労とかけた費用は何だったのか…と今は思いますが、まぁ、これも勉強ですね(笑)
おむつかぶれに、亜鉛華軟膏いいですよ。

 

 

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【病院探し】ついに、かかりつけの病院見つかる〜病院選び⑦〜

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年末からドクターショッピングに近い状態になってしまっていた病院探しと、龍馬の病状。

お恥ずかしながら、4つ病院行きました。
でも、勉強にとてもなりました。
そして、結論からいうと龍馬はまだ腎不全まで行かないけど、腎機能不全の可能性があり、胆のうには泥(胆泥)がそれなりに溜まっており改善が必要。

心臓も加齢に伴う雑音あり(ただし心肥大はなし)、器官は加齢に伴い、少し拡張気味の箇所と喉が若い頃より落ちてるので、むせやすくなっているという結果でした。腎臓と胆のうに関しては治療した方が良いとわかりました。

その為今後は、腎臓療法食のみのご飯になります。
なんとなく予感はしていました。龍馬は若い頃から、腎臓や泌尿器系は血液検査で何度となく引っかかっていますし。でも、何故か次の検査は正常値になってるという毎回の凄さを持っていたお爺さん。

だから今回も少し期待してしまったけど、私は諦めました。私は栄養バランスとか日々の健康考えたら良い食事のまま行きたかった。でも、その行為が仮に龍馬の命に影響与えてしまうなら、決断するしかないと思いました。

 

昨日から腎臓食です。
他のサプリは在庫分はとりあえず継続して、今後は通院決めた病院に相談しながらサプリ選びして行こうと思っています。(でも毛艶等、多分免疫力アップは必要な事なので、続けます)

病院で療法食と薬を出されて、ウチに帰ってからもペット栄養学会の腎臓に関する論文や、様々なネットのペットの腎臓に関すること調べてみました。胆泥に関しても。
胆泥に関しては低カロリーな食事を取るのが望ましい事。腎臓は低タンパクや、リンに配慮していて、DHAEPAと言われる、オメガ脂肪酸が含まれるご飯が多い事など知りました。

腎臓食も各メーカーから色々な療法食出ています。でもカロリーみると今まで龍馬が取っていたご飯よりかなり高め。

しかし、これはペットの相談窓口の以前にも紹介したグリーンドッグさんに伺うと
『本来、腎臓食はある程度悪くなったり、自覚症状が出てから食べ始める事想定してる場合が多いので、食欲不振などの症状が腎不全の仔にはよく見られるので、カロリーは高めです。』との事でした。

龍馬は、血液検査と尿検査の数値ではステージでいうと0(正常)〜2(腎機能不全や腎不全の初期段階)に当たるそうなので、まだ治療は必要ないと言われる場合もあります。このステージが曖昧なのは、もう少し精密にわかる検査もありますが、今回はそれは勧められませんでした。あとにも書きますが一部ひっかかる数値結果でていたので。

ここが治療始める際に病院選ぶときのポイントなのかなと今回感じました。龍馬は、まだ食欲もあり、腎臓が悪くなると出てくる多飲多尿、体重減少、食欲不振などの症状は全くありません。数値も断定は出来ず、怪しいだけです。

4つの病院での見解。
中には
『今は正常とも言えるから、はっきりと血液検査や尿検査が引っかかってから、数値もかなり怪しくなったり、見た目に症状が出てから治療開始しても良いのではないか。龍馬はそれなりの年齢(14歳)だから、このくらいは普通かもしれない』
と仰り、経過観察のみで良いと診断する先生もいらっしゃいました。

でも、今の先生ともう1人の先生は、
『腎臓は数値に見た目にはっきり悪いとわかってからでは、かなりステージ進行していて、もう余命宣告になってしまう可能性もあります。現段階で少しでも怪しい結果なら、療法食を始めて、一気に悪化させないようにしましょう』と言われました。

(※後日記事にしていますが、おむつかぶれで六花も通った3つめの病院はかなり丁寧に診てくださいましたが、独自治療を推奨される病院で、月に5〜10万近い薬代が必要と言われてしまい、断念しました。詳しくは後日記事にするかもしれません。)

龍馬は怪しい結果だったのは、尿検査の尿比重の値でした。
もっと精密な検査を望むのか、治療はまだしないのか、少しでも怪しい値があるなら治療を開始するのか。どれを取るのかは飼い主さんによるのかなと思いました。

私は先代の犬が心臓病で、気づいた時点でステージマックスだった事があります。自覚症状もはっきりありました。あの時はもう全てケアも治療も後手後手で、余命も宣告されていました。

龍馬は、少しでも身体の機能維持してほしいのは当初からの思いでしたので、治療はすぐに決断できました。
そして、いつも私ならすぐサプリ始めるけど……
今回は胆泥もあるので、腎臓に特化したサプリの使用は場合により、改善に良いと言われる成分に油分がふくまれていて、胆泥を悪化させてしまう事があるので、今後は先生と相談しながらサプリは使用して行こうと思っています。

療法食は、龍馬は昔から嫌がるので今回も絶対食べてくれないだろうと思っていました。病院で、『缶詰のが嗜好性が高いから』と頂きましたが、缶詰では中々栄養バランスが難しいのでどうしたものかなとも思っていました。

しかし、見本で渡されたドライフードの療法食をペロリ。
いつもの食いつきのまま完食しました…!ちょっとこれには驚かされました。うちの龍馬さん、若い頃はあんなに食にこだわりがあったというのに。

 

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 食べてくれたから良かったーと、慌ててアマゾンで頼んですぐ届いたのですが、(療法食は龍馬の場合、まだそこまで数値など気にしなくていいので、病院でフード指定はまだしなくて良いので、腎臓療法食と言われるものなら食べれるメーカーさんを探してくださいと病院で言ってくださいました)ちょっとカロリー高めでした。

先述したグリーンドッグさんに、今まで食べていたのがダイエット用のナチュラルハーベストだったので、同じナチュラルハーベストで療法食で腎臓食のキドニアというフードがあるので相談してみました。
『一般的な腎臓食は100gあたり400ckal前後のものが多いのですが、このキドニアは低カロリーにもなっていて、100gあたり、340kcal程度になります。』との事。
胆泥のために低脂肪食も気になっていたので、これは有難い情報でした。
『龍馬ちゃんは今まで、同じナチュラルハーベストの製品を愛食されていたので、味もすごく変わるわけではないのでおススメです』といわれました。
(ただ、この療法フードは低カロリーな分、成分自体は他療養食と殆ど変わりませんが、腎不全のステージが高めの仔には適さない可能性あるので必ず先生にご相談くださいとの事でした。)

他にも腎臓や胆泥に良さそうなサプリを紹介していただき、早速記録だけして、後日先生に伺おうと思っています。

これから私はもっともっと勉強して、変わらずに目指せ20歳を目標に龍馬と頑張っていこうと思っています。
でもまずはなるたけ、今までの元気な龍馬のまま、食の楽しみ減らさないように考えながらやっていきたいなと思います。

あと結果的にたくさんの病院に行く事にはなりましたが、シニアになったら、通院していない仔は、半年に一度のエコーやレントゲン含む、ペットドッグ大事だなと痛感しました。

 

 

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