チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

その時になったから、見えてくること。〜闘病や治療を始めて思った事〜

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今回は闘病を始めた時と、色々経て思う今の気持ちを書きます。

私個人の主観も含まれる為、一般論とは異なるかもしれません。それを踏まえてお読みいただけたら幸いです。

 

年末に龍馬の病が見つかって、病院探しに奔走した1〜2月。

あの頃は、龍馬にベストな治療を受けさせること。食事療法やサプリなども出来る範囲で可能な限りきっちりやっていこうと思っていました。

 

そして、食事療法が始まり、龍馬はあっという間にご飯を食べない、すぐ飽きる様になり、何も考えずに今までご飯が出されたら食べるという当たり前の生活を失って行きました。

それでも最初は、諦めてはいけないとずっと思っていました。

そのうち療法食は全く食べなくなり、大好きだったはずの、デビフの缶詰まで口にできなくなっていました。ご飯の時間になるとわたしから逃げ回る様に嫌々に…

龍馬は笑顔をどんどん失っていきました。

龍馬が『今何が食べたい』と言ってくれたらどんなにいいだろうと何回も思いました。

 

そして、毎日のお薬やサプリメント

今龍馬は中々の量を飲んでいます。

 

【朝】〈サプリ〉●大きめ粒のベジタブルサポートサプリ4錠

〈薬〉●カケラ程度のウルソ•フォルテコール1かけらずつ

●ミヤリサン(整腸)1粒

【昼】●アゾディル(カプセル型サプリ)

●飲み物に混ぜてアニマストラス

【夜】〈サプリ〉●ウロアクト(結石用)

●ベジタブルサポート系サプリ4錠

●パンフェノン1錠

〈薬〉●ウルソ1かけら

こんどこれに食べることに不安を感じている可能性もあるので、サプリのジルケーンが加えられます。

 

これを大好きなおやつに混ぜてなんとか飲ましています。

人間だとしてもこんなサプリや薬だらけの生活だったらどう思うだろう。私も同じ立場なら嫌だ。疲れてしまう。

 

龍馬はそれを頑張ってくれているのに、嫌がってるのにそれ以上の理想を押し付けて、本当に良いことなのだろうかと思う様になりました。

 

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“◯◯するべき”的な内容は闘病に関してのブログやツイッター、ネットをみるとたくさん書かれています。

そこで残念に思ったこと。

 

一般的には大病でない内容の闘病で悩んだり悲しむ人を“この程度で…”と批判的な内容だったり、中には同じ様な闘病中の人の中でも、思いやりの欠ける意見だったり、一方的な意見を押し付けたりするのが、意外によくあるようなのです。(加えて経験を踏まえて、悩む飼い主さんにあれこれ行き過ぎた指導を始めてしまう事例もみかけます。)

 

私も以前までは、飼い主は簡単に諦めずに根気強くやるのが最良で、それは怠慢ではないかと思っていました。

だけど、闘病始めて色々壁にぶち当たって今思うのは、周りからは簡単な事で悩んでるに見えても。飼い主としては、それが真剣な悩みには変わりないワケで、治療放棄をしてるわけでもないのなら、あまり無理しすぎない、時にはくよくよしたっていいのかなと思います。

闘病は、自分と愛犬にとってより良い道が見つかればいいのではないかなと思います。

 

 

龍馬は療法食をやめて、今まで私は禁止していたおやつを解禁しました。

もちろん成分は気にしてますが、龍馬は美味しいおやつが貰えて嬉しい様で、最近はまた少し笑顔が戻ってきましたし、サプリや薬も頑張ってくれる様になりました。

龍馬が喜んでいると私も嬉しい。

この笑顔を少しでも長くみていたいから、闘病もまた頑張ろって思えるのかなと。

 

 

疲れた時は頑張り過ぎない。たまには息抜き、コン詰めないことも大事だし、闘病を話せる人がいるなら話して楽になるのも大事なこと。

そして闘病には大小なくて、他人からは大した内容にみえなくても、闘病を頑張る飼い主はみんなすごいんだよとーー

 

かくいう私もちょっと最近精神的疲労がピークでした。

普段の家事も六花のお世話も前よりきちんとできなくなっていました。龍馬は薬とご飯くらいの闘病なのに…です。

けれど、毎日向き合ってる私からすれば、きちんと食べないことが本当に心配で、夜もろくろく眠れなくなってました…

龍馬にも悪影響でした。

 

だから、頑張って頑張ってを少し息抜きしようと思います。

ご飯もできたらやれば良いけど、無理せず出来る範囲で栄養考えて。本犬が苦痛を感じない程度で。

先生にも数値的には問題ないから、そんなに深刻にならないでも平気ですよと言われました。

もっとも、今の安定した状態だから一般食が選べるワケで、もっとステージがあがればこんな悩みを言ってる場合ではないのかもしれませんが。

 

治療も最大限じゃなくても、飼い主さんが色々悩んだ結果のスタイルなら、足りない様にみえたとしても不正解ではないし、安易にダメな飼い主と落ち込むことではないのかもしれないなと思う様になりました。

人間生きていれば、理想だけでは語れない場合もありますからね。

 

背伸びせずに、だけど今後も工夫したり治療はして行こう。

そう思います。

 

 

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