チワワのめざせご長寿!

愛犬の健康と長寿を願う犬ブログです。

【偏食】【強制給餌】“固形タイプの強制給餌のやり方とお水飲まない時に〜我が家の場合〜

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はじめに〜龍馬の闘病中の疾患〜
記事を読まれる前に、闘病記事を初めて読んで頂いた方向けに、今我が家の龍馬がどんな病気で闘病中か記載しておきます。
・胆泥
・僧帽弁閉鎖不全
・クッシング症候群
・門脈低形成による肝臓の萎縮
・腎結石、腎嚢胞など腎臓病予備軍
てんかん

今回は急にご飯を食べなくなった龍馬の、今現在栄養をとるためにしている強制給餌のやり方です。
なお、これは中々自力では食事をとらず、一般的に犬が食事を摂取しなくても問題ないと言われる2〜3日経過しても、おやつしか食べたたがらなかった為に始めたやり方です。

今回紹介するのは、フードを団子状にし給餌するやり方です。強制給餌は、流動食で与えるやり方もですが、嚥下機能が落ちてる場合や気管が狭くなった犬に施すと誤嚥したり、固形型はフードを与えた際に顎の周囲の骨が脆くなっていたら骨折などのリスクもあり得ます。
特に老犬の場合は、まず開始前にそれらの器官に問題ないかどうか病院で確認する事をお勧めします。そして、ストレスやトラウマになる可能性もあります。
しかし龍馬の場合は、色々与え方も工夫したり、ご意見も頂きフードの種類も与え方等様々見直しましたが改善なく、長期の食事拒否だった為、やも得ず始めました。その点はご理解お願い致します。

強制給餌のやり方

1.投薬方法・基本的なやり方

 まず基本的な投薬などの上げ方はペピィさんという、動物病院などにおいてある無料通販カタログの裏面にわかりやすいやり方が載っています。下記画像はペピィさん引用です。

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我が家の強制給餌のあげる際の顔の角度や、入れ方もこの方法を応用しています。

うちの龍馬の場合、舌がペコちゃんの様に、左側からいつもはみ出ているので舌の位置が通常の犬とは異なるので、少し入れ方が悪いとうまい具合に吐き出すので、最初のうちはベストな入れる位置がわかるまで苦労しました。

先生から頂いた投薬アドバイスでも、舌の付け根辺りまで手を入れて薬も与えると反射的に飲み込むとのこと。

舌の付け根が盛り下がるタイプの仔は(語彙力がない表現ですみません)、比較的物を入れても吐き出しやすくないのですが、龍馬は盛り上がってるタイプなので、そこより奥の位置に入れないとぺっとされてしまうので気をつけないといけません。
入れる位置が奥すぎると吐いてしまうか、誤飲の可能性が高まりますので、危険です。喉まで手を入れる必要はありません。
 

2.準備するもの


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準備するものです。使用品で購入品は以下のものです。

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森乳さんの介護食は以前は高たんぱくな製品でしたが、リニューアル後にそこまで高成分ではなくなっています。

改定前30.5%でした。これでは、腎臓用をと言われてる仔には与えることが難しいかなと思っていました。現在の成分は下記の通り。

たんぱく質 24%以上
粗脂肪 12%以上
粗繊維 4%以下
粗灰分 7%以下
カロリー 363kcal
※リンの記載ない場合は、灰分が8%以下でミールが多く含まれていない製品であることが、多くリンを含んでいないと推定できる目安になります。
出典:UG Petブログ・腎臓に優しいドッグフードの選び方より

※うちは基本的にサプリ与えれば通常食でも構わないと言われてます。療法食の必要がある仔の成分に関しては必ず医師の確認後に始めることをお勧めします。


それに混ぜているのは犬猫自然食本舗のグリーンプラスです。成分に関しては、低たんぱく、低脂肪の製品ですが、詳細はHP参照してください。小粒で水に溶けやすいフードなので、介護食に混ぜやすく助かっています。

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それをお湯で混ぜて団子にします。(団子は写真の通り)
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3.龍馬の準備


まず、首周りにスヌードします。汚れ防止のため。

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 ブランケットに(首はきちんともたつかない様に、でも苦しくないように)くるめたら、ひざに乗せて(姿勢注意。ちゃんと立たせて)、自分のひざに龍馬が口からこぼしてもいいように受け皿を置きます。

その状態で団子を投薬と同じような方法で強制給餌します。近くにお手拭きやウエットテッシュを準備しておくと汚れた際にすばやく対応できます。

あとなぜか舌で目のところにフードを着けてしまうことがあるので、涙と同じ成分の目薬を準備しておいてます。これで一人でも基本的にはスムーズに誤飲などないように、ゆっくりあげられるようになりました。

龍馬は縛られてしまうと諦めてほとんど動かないのでできますが、よく動く仔だと難しいかもしれません。
この方法にしてからは、以前のように逃げようとしたり、抵抗して私も変に力の入った抑え方にならずに、本人にも苦痛の少ない状況で給餌できるようになりました。これでようやく毎日安定して栄養が摂れるようになりました。

シリンジで与えるやり方は、大きめなシリンジは嫌がる傾向にあるので、まだ練習が必要です。流動食のが個人的には誤飲させてしまいそうで、少しまだ恐いです。

自力で色々励ましてもらいながらたどり着いたこの方法。決して褒められるやり方ではありませんが、龍馬が毎日キチンとご飯が摂れるようになったことだけでも一安心です。

お水は現在は自分で飲めていますし、おやつは食べてくれているので、いつかまたご飯も自力で食べてくれますように。その努力も怠らずにチャレンジしていきます。

 

【追記】
水に関しては、飲まない時は粉寒天使って水とペットスエットゼリーにしてみました。介護情報、調べると結構色々工夫してできますね。

めげずにスキルアップだーー!ゼラチンのがわざわざ沸騰させずとも作成可能で楽なのですが、ゼラチンはタンパク質が含まれているので、寒天は繊維質も豊富と聞き、寒天をチョイスしました。

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